事業成果と報告 (年度別)




事業成果と報告 (項目別)
北海道大学教育GP

2008年度 2009年度 2010年度




事業成果と報告 (一覧)


教育プログラム



キャンパス資源を活用した教育プログラム
「フレッシュマン向け導入科目」



全学・総合科目
  2010年度開講
   (環境と人間)『今、大学博物館が面白い!物にこだわる科学』
   (環境と人間)『大学博物館講座―北大自然史研究の系譜』
   (環境と人間)『フィールド科学への招待』
   (環境と人間)『生物の多様性』
   (人間と文化)『アイヌ・先住民研究の現在』 など
  2009年度開講
   (環境と人間)『今、大学博物館が面白い!物にこだわる科学』
   (環境と人間)『大学博物館講座―北大自然史研究の系譜』
   (環境と人間)『フィールド科学への招待』
   (環境と人間)『生物の多様性』 など
  2008年度開講
   『今、大学博物館が面白い!ものにこだわる科学』
   『フィールド科学への招待』 など


全学・一般教育演習
  2010年度開講
   『北大エコキャンパスの自然と歴史』
   『北大エコキャンパス―植物学入門』 など
  2009年度開講
   『北大エコキャンパスの自然と歴史』
   『北大エコキャンパス―植物学入門』 など
  2008年度開講
   『北大エコキャンパスの自然と歴史』 など


文学部・共通科目
  2010年度開講
   『博物館概論』(2年生以上)
   『博物館学Ⅰ』(2年生以上)
   『博物館学Ⅱ』(2年生以上)  など
  2009年度開講
   『博物館概論』(2年生以上)
   『博物館学Ⅰ』(2年生以上)
   『博物館学Ⅱ』(2年生以上)  など
  2008年度開講
   『博物館概論』(2年生以上)
   『博物館学Ⅰ』(2年生以上)
   『博物館学Ⅱ』(2年生以上)  など


総合博物館・オフカリキュラム
  2010年度開講
   「大学博物館特別講義」 



    



博物館を中心に据えた実物教育プログラムⅠ
「ステップアップ科目」



全学・総合科目
  2010年度開講
   (環境と人間)『北大博物館で学ぼう!ヒグマ学入門』
   (芸術と文学)『北海道立近代美術館に学ぶ』
   (芸術と文学)『学芸員から見た美術の世界』
   (芸術と文学)『PMFの響き』 など
  2009年度開講
   (環境と人間)『北大博物館で学ぼう!ヒグマ学入門』
   (芸術と文学)『北海道立近代美術館に学ぶ』
   (芸術と文学)『学芸員から見た美術の世界』
   (芸術と文学)『PMFの響き』 など
  2008年度開講
   『北大総合博物館で学ぼう!ヒグマ学入門』 など


全学・一般教育演習
  2010年度開講
   『北大総合博物館で学ぼう!自然と人間』   【詳細・報告】
   『フィールド体験プログラム―人間と環境科学(1)』
   『フィールド体験プログラム―人間と環境科学(2)』
   『遺跡を探そう―合宿型発掘体験実習―』 など
  2009年度開講
   『北大総合博物館で学ぼう!自然と人間』   【詳細・報告】
   『フィールド体験プログラム―人間と環境科学(1)』
   『フィールド体験プログラム―人間と環境科学(2)』
   『遺跡を探そう―合宿型発掘体験実習―』 など
  2008年度開講
   『北大総合博物館で学ぼう!自然と人間』   【詳細・報告】
   『フィールド体験プログラム―人間と環境科学(1)』
   『フィールド体験プログラム―人間と環境科学(2)』  など


学部・専門科目
  2010年度開講
   『北方人類学演習(問題解決の手法)』
   『ベントス学』
   『魚類学』
   『動物分類学』 など
  2009年度開講
   『北方人類学演習(問題解決の手法(2))』  など


総合博物館・オフカリキュラム
  2010年度開講
   「パラタクソノミスト養成講座」 
  2009年度開講
   「パラタクソノミスト養成講座」 
  2008年度開講
   「パラタクソノミスト養成講座」 


大学院・大学院共通授業科目
  2010年度開講
   総合博物館・大学院共通授業科目『博物館特別講義Ⅰ(学術標本・資料学)』
   文学研究科専門科目『芸術学特別演習(ミュージアムのマネージメント』 など
  2009年度開講
   総合博物館・大学院共通授業科目『博物館特別講義Ⅰ(学術標本・資料学)』
   文学研究科専門科目『芸術学特別演習(ミュージアムのマネージメント(6)』 など
  2008年度開講
   総合博物館・大学院共通授業科目『博物館特別講義Ⅰ(学術標本・資料学)』
   理学院専門科目『自然史科学特別講義IV
        (日本における科学技術コミュニケータ養成の現状と課題)』   
【詳細・報告】
   理学院専門科目『自然史科学特別講義IV
        (科学系博物館におけるサイエンス・コミュニケーション)』 
   【詳細・報告】  など



キャンパス資源を活用した教育プログラムⅡ
「社会体験型科目」



総合博物館・オフカリキュラム
  2009年度開講
   「大学博物館展示解説プログラム」
   「卒論ポスター発表会」
   「学生参加プロジェクト」 など
  2009年度開講
   「大学博物館展示解説プログラム」
   「卒論ポスター発表会」
   「学生参加プロジェクト」 など
  2008年度開講
   「大学博物館展示解説プログラム」
   「大学博物館学生企画運営活動」
   「卒論ポスター発表会」 など


大学院・大学院共通授業科目
  2010年度開講
   総合博物館・大学院共通授業科目『博物館特別講義Ⅱ(展示・教育・活動評価)』  【詳細・報告】
   理学院・大学院共通授業科目『博物館コミュニケーション特論』   【詳細・報告】
   文学研究科・大学院授業科目『北方人類学特別演習(ミュージアム展示制作と文化)』
   文学研究科・大学院授業科目『人類学特別演習(ミュージアム展示制作と文化)』 など
  2009年度開講
   総合博物館・大学院共通授業科目『博物館特別講義Ⅱ(展示・教育・活動評価)』  【詳細・報告】
   理学院・大学院共通授業科目『博物館コミュニケーション特論』   【詳細・報告】
   文学研究科『北方人類学特別演習(ミュージアム展示制作と文化(9))』
   文学研究科『人類学特別演習(ミュージアム展示制作と文化(10))』 など
  2008年度開講
   理学院・大学院共通授業科目『博物館コミュニケーション特論』   【詳細・報告】
   文学研究科・大学院授業科目『北方人類学特別演習(展示製作プロセス演習)』
   文学研究科・大学院授業科目『人類学特別演習(展示製作プロセス演習)』 など



    


教育GPセミナー


  本プログラムの取り組みや活動が学内にとどまることなく、広く理解と協力を得られるように、 教育GPセミナーを開催しています。
 どなたでも入場無料でご参加いただけますので、皆様お誘い合わせの上、ご来場ください。なお、事前申し込みは不要ですが、当日、参加者が70名を越えますと立ち見となりますので、ご了承ください。

2010年度教育GPセミナー
(於北大総合博物館1階「知の交流」コーナー 13:30~)


○ 第10回教育GPセミナー
講師:細川敏幸
(北海道大学高等教育機能開発総合
センター高等教育研究部 部長)
日程:2010年6月26日(土)
題目:次世代FD・TAが支える
大学教育の新たな展開

要旨:
  信じられないことですが、つい最近まで大学の教員は研究者であり、教育者としての訓練は受けていませんでした。自分の学生としての経験から、講義を行っていたのです。しかし、北海道大学では10年ほど前から、教育者になるための研修を始めました。その研修対象は、新任教員(FD研修)ばかりではなく大学院生(TA研修)にまで及ぶ、全国でも類を見ないものです。今回の講演では、これまでの研修の状況と成果をお話しするとともに、その将来を展望します。



○ 第11回教育GPセミナー
講師:印南比呂志
(滋賀県立大学人間文化学部 教授)
日程:2010年7月24日(土)
題目:『地域教育の行方』
―地域活動と大学教育の連携―

要旨:
 学生たちが活動の中で地域と共に課題に向き合い、共通の認識を見つけ出した時、地域の願いや、しがらみ、ジレンマを肌で感じることだろう。そこで気づかされる何か。この何かに学生たちの学びのモチベーションを高める秘薬が潜んでいる。より専門性の高い地道な研究をすることが大学としての地域貢献だという意見もある。地域にとっても、突然自分たちの日常に大義を携えて突然やってきた学生に、自分たちの問題や地域活性化の効果を手放しで期待しているわけではない。合意形成を経て地道に歩んでいる地域活動からは、しっかりとした人材や魅力ある資源、営みが生まれている。教育という制度は人間の社会活動のひとつである。現代GP採択により7年間滋賀県立大学が進めて来た学生主体の活動を基本とした地域活動の現在をお話します。



○ 第12回教育GPセミナー
講師:青木豊
(國學院大學文学部 教授)
日程:2010年9月25日(土)
題目:大学院における高度博物館学
教育の実践

要旨:
 我が国の博物館及び学芸員養成の現状と問題点を明らかにし、大学における博物館学大系に基づく高度博物館学教育の目的についてお話します。
 また、本プログラムの特徴と、現時点までの成果と問題点、更には今後予想される成果と学芸員養成への期待要件を提言し、GP終了後の、国学院大学大学院での高度博物館学教育の展望についてご紹介します。



○ 第13回教育GPセミナー
講師:中村惠子
(札幌市立大学 副学長)
日程:2010年10月23日(土)
題目:看護学教育におけるOSCEの
実際—市民の模擬患者と共に—
要旨:
 札幌市立大学は平成18年度にスタートしたばかりの大学で看護学部とデザイン学部の2学部で運営しています。平成20年度の教育GPに採択された「学選別OSCEの到達度評価と教育法の検討」は各学年毎の学修到達度を設定し、学生の自己学修を促進されると共に、看護実践力を育成しようとするものです。この中では一般市民の方々に「模擬患者」として教育に参画して貰っています。
 今回は模擬患者の要請や模擬患者の皆様が演習や技術試験に参加して頂きながら 進めている、本学の取り組みを紹介します。
 この度、北大の教育GP 2010年度の議場成果と報告で共催させて頂く機会を頂きましたので、札幌市立大学の一部をご紹介します。



○ 第14回教育GPセミナー
講師:杉山滋郎
(北海道大学高等教育機能開発総合
センターCoSTEP 部長」)
日程:2010年11月27日(土)
題目:CoSTEPこれまでとこれから

要旨:
 CoSTEPはこれまで5年間、「科学技術コミュニケーター」と呼ばれる、科学技術の専門家と市民との間を橋渡しする人々を育成する教育活動を行なってきました。その際、次のことを重視しました。双方向的な科学技術コミュニケーションの実現を目指すこと、地域に根ざした科学技術コミュニケーションを実践すること、そして双方向的な科学技術コミュニケーションを目指すことなどです。
 なぜそれらを意識したのか、どのように達成しようとしたのか、これからは何をめざすのか、などについてお話しする予定です。



○ 第15回教育GPセミナー
講師:脇田稔
(北海道大学 副学長)
日程:2011年1月29日(土)
題目:教育の改革と将来像

要旨:
 大学での教育と高校までの教育は、連続していることが望ましいのは確かである。しかし、高校の教育の程度が上がったものが大学の教育であるという認識は誤りである。大学で、学生のなじんだ受験勉強と、大学で行われる一般教養教育の間に、しばしばずれが生じる。大学ではどの専門分野に進んでもその教育に耐えるよう教養教育をまず行う。「学問の基礎体力」の養成といえる。北大はこのために入試と教養教育課程の改善を行った。北大の事例をもとに、教育の改革と将来像について考える。


 

2009年度教育GPセミナー
(於北大総合博物館1階「知の交流」コーナー 13:30~)


○ 第4回教育GPセミナー
講師:谷古宇尚
(北海道大学文学研究科
     准教授)
日程:2009年7月25日(土)
題目:知られざる北海道写真の展覧
会をつくる―北大総合博物館
     水産科学館の資料を利用した
     学生による試み―

要旨:
北大函館キャンパス内にある水産科学館には、明治末から昭和初期まで水産学部で教鞭をとった疋田豊治氏の撮影による約6,000点にも及ぶガラス乾板が残されています。疋田氏は、シシャモの学名の命名者で、カレイの研究者として知られています。「疋田写真」は「北海道開拓写真」と並ぶ北大の所蔵する貴重な歴史資料ですが、これまでほとんど紹介されてきませんでした。この「疋田写真」を研究し、展覧会を準備する院生・学生の活動について報告します。



○ 第5回教育GPセミナー
講師:池田文人
(北海道大学高等機能開発
総合センター准教授)
日程:2009年8月29日(土)
題目:フィンランドの「教えない」教育
―世界を作る対話の力―

要旨:
様々なモノと対話ができて、それらが生まれた世界を想像できたら、博物館ほど楽しい場所はないでしょう。そんなことのできる子どもたちがフィンランドにはたくさんいるかもしれません。彼らは学校で,モノだけでなく、様々な生き物や人々、本やインターネットと対話しながら学んでいるからです。日本のように「正解」が求められることも、個人の知識が測られることも、ありません。フィンランドの子どもたちはどんな授業を受けているのでしょう?彼らの学校生活を体験してみましょう。



○ 第6回教育GPセミナー
講師:堂前雅史
(和光大学現代人間学部教授)
日程:2009年9月26日(土)
題目:流域主義による地域貢献と
環境教育
要旨:
2008年度和光大学教育GP「流域主義による地域貢献と環境教育」は、和光大学の学 生がこれまで積み重ねてきた鶴見川流域の社会との協力関係をより一層強化し、環境 教育と地域貢献を教育に取り組んでいこうとするプログラムとして高く評価されたも ので、学生の自主性を重んじた和光大学が生み出した特色のある教育プログラムであ る。本GPの取組内容と共に、その背景となった学生活動の実績と社会について報告する。



○ 第7回教育GPセミナー
講師:柴川敏之
(福山市立女子短期大学准教授・
美術作家)
日程:2009年11月28日(土)
題目:2000年後の美術館・博物館
プロジェクト~現代アートとのコラボ
レーションによるミュージアムの
活性化~
要旨:
 演者は、イタリアのポンペイ遺跡などに触発され「2000年後から見た現代社会」という壮大なテーマで、”41世紀に発掘された携帯電話やパソコン等の化石」を制作しています。
 今回は、全国各地の美術館・博物館で美術品や出土品とコラボレーションし魅力を引き出す展覧会や、市民・学生を巻き込んで行ったアートプロジェクトやワークショップを紹介します。



○ 第8回教育GPセミナー
講師:松田凡
(京都文教大学・教授)
日程:2010年1月30日(土)
題目:文化コーディネーターと
町づくり
要旨:
 京都文教大学は、京都府南部の宇治市にある唯一の大学として、現場主義教育を旗印に地域連携活動に取り組んできました。平成20年度の教育GP「文化コーディネーター養成プログラム~『モノ・ひと・地域を活かす大学ミュージアム』を活用した実践的人材育成教育」では、地域の文化資源を見出し、発信することによって、地域活性化に貢献できる人材の輩出をめざしています。もう一つの特色GPの活動と合わせて、本学の取り組みを紹介します。



○ 第8回教育GPセミナー
講師:安藤厚
(北大大学院文学研究科・教授)
日程:2010年3月27日(土)
題目:北大の教育改革の15年
―教養教育、体験型教育の現状と
未来―
要旨:
 北大では、1995年の教養部廃止・学部一貫教育の開始から15年をかけて、教育改革・授業改善に取り組み、教養教育の再編成、特に体験型教育の拡充をはかってきた。2003~2007年に実施された特色GP「進化するコアカリキュラム」から、2008年にはじまった教育GP「博物館を舞台とした体験型全人教育の推進」までのさまざまな取り組みを振り返るとともに、今後の体験型教育の充実の方向性と課題を考えてみる。


 

2008年度教育GPセミナー
(於北大総合博物館「知の交流」コーナー 13:30~)


○ 第1回教育GPセミナー
講師:佐藤利幸
(信州大学理学部 教授)
日程:2009年1月24日(土)
題目:博物館と自然環境

要旨:
文明と科学・自然環境について「遺したいものやまやま」の見地から「博物館、自然環境」について私的考察を試みたい。
全人教育と全人活躍の場をスケーリング解析からも言及したい。

(1)博物館(図書館)のすばらしさと物足りなさ
(2)自然のすばらしさとその困難さ
(北海道・信州・琉球列島)
(3)信州での取り組みの例と企画

A:自然誌科学館
B:自然環境マイスター養成
C:自然環境再生ステーション
D:国際ボランティアネットワーク
    (GLORIA)



○ 第2回教育GPセミナー
講師:豊遙秋
(元産総研地質標本館館長)
日程:2009年2月28日(土)
題目:世界の博物館における鉱物
展示から見えるもの

要旨:
博物館の展示室にならぶ鉱物標本は地球科学の普及は言うまでもなく、教育や研究に広く利用されています。
地球の成り立ちや、惑星の誕生を理解するための鉱物、地下資源となる鉱物、宝石や装飾品としての鉱物など多くの目的に応じた展示が見られます。 それらの標本が見学者に何を発信しているのか、我が国や世界の著名な博物館の展示をスライドで紹介します。
また、あまり見る機会のない中国の大学博物館や地質博物館の現状も紹介します。



○ 第3回教育GPセミナー
講師:上田宏
(北海道大学北方生物
フィールドセンター 教授)
日程:2009年3月21日(土)
題目:北方地域人間環境科学
教育プログラムの取り
組みと問題点
要旨:
 平成16~18年度の現代GP「北方地域人間環境科学教育による地域活性化」は、北海道に固有の自然・文化・社会・産業にかかわる教育を展開し、北海道地域全体をわが国における貴重な教育資源として開発し、国民全体に活用してもらうための環境教育ならびに社会教育の基盤を整備し、地域活性化のためのノウハウの蓄積をはかることを目指して行われました。その取り組みの概要および問題点について報告します。




    


教育GPワーショップ


 フィンランドの『教えない教育』を参考にして、博物館の展示を題材にしながら、子どもたちの個性を活かすことのできる個性的な授業を創ることを目的としたワークショップを開催しています。
 ワークショップに参加される方は事前申し込みが必要です。なお、見学のみの場合は事前申し込みは不要ですので、当日、会場までお越し下さい。

「フィンランドの教えない教育」ワークショップ
「博物館で個性が活かせる授業を創ろう!」


【概要】
 ムーミン物語やサンタクロースで有名な北欧の小国フィンランドは学力世界一。その秘訣は子どもたち一人一人の校正を活かす授業にあります。一つの正解を子どもたちに押し付けるのではなく、子どもたちの多様な答えを受け入れる授業。そんな授業を創るためには創る方にも多様な個性が求められます。博物館の展示物を題材に、世界に一つだけの授業を一緒に創ってみませんか?


○ 第1回ワークショップ
講師:池田文人
(北海道大学高等機能開発総合センター准教授)
日程:2010年10月30日(土)  10:30~12:00
題材:きのこ
申し込み締切:2010年10月9日(土)
会場: 北大総合博物館1階「知の交流」コーナー
募集人数: 20人
申込み方法:往復ハガキにてお申込みください。




○ 第2回ワークショップ
講師:池田文人
(北海道大学高等機能開発総合センター准教授)
日程:2010年11月20日(土) 10:30~12:00
題材:植物
申し込み締切:2010年10月30日(土)
会場: 北大総合博物館1階「知の交流」コーナー
募集人数: 20人
申込み方法:往復ハガキにてお申込みください。




○ 第3回ワークショップ
講師:池田文人
(北海道大学高等機能開発総合センター准教授)
日程:2010年12月4日(土) 10:30~12:00
題材:昆虫
申し込み締切:2010年11月13日(土)
会場: 北大総合博物館1階「知の交流」コーナー
募集人数: 20人
申込み方法:往復ハガキにてお申込みください。




○ 第4回ワークショップ
講師:池田文人
(北海道大学高等機能開発総合センター准教授)
日程:2011年1月22日(土) 10:30~12:00
題材:化石
申し込み締切:2010年12月4日(土)
会場: 北大総合博物館1階「知の交流」コーナー
募集人数: 20人
申込み方法:往復ハガキにてお申込みください。





    


教育GP公開研究会


  フィンランドの『教えない教育』をテーマに意見交換を行い、日本の教育や学びについて「対話」する機会を提供するため、教育GPセミナーの番外編として公開研究会を開催しています。
 どなたでも入場無料でご参加いただけますので、皆様お誘い合わせの上、ご来場ください。なお、事前申し込みは不要ですが、当日、参加者が30名を越えますと立ち見となりますので、ご了承ください。

公開講演会「フィンランドの『教えない教育』」
(於北大総合博物館1階「知の交流」コーナー 13:30~)


【概要】
 フィンランドの教育について以下の4つの話題を45分程度提供した後、参加者と一緒にざっくばらんに意見交換をします。フィンランドの教育についての疑問に答えるだけでなく、皆さんが日頃抱いている教育の悩みについても一緒に解決策を考えていきたいと思います。皆さんが受けてきた、あるいは受けている教育についての印象的な体験談などもお待ちしています!
 土曜日の午後のひととき、日本の未来を担う子どもたちのために、そして、私たちの豊かな将来のために、教育あるいは学びについての「対話」に参加しませんか。


○ 第1回公開研究会
講師:池田文人
(北海道大学高等機能開発総合センター准教授)
日程:2009年10月17日(土)
題目:フィンランドの教育とムーミン物語




○ 第2回公開研究会
講師:池田文人
(北海道大学高等機能開発総合センター准教授)
日程:2009年11月21日(土)
題目:物語(ナラティブ)としての学び




○ 第3回公開研究会
講師:池田文人
(北海道大学高等機能開発総合センター准教授)
日程:2010年1月23日(土)
題目:フィンランドで先生になるために




○ 第4回公開研究会
講師:池田文人
(北海道大学高等機能開発総合センター准教授)
日程:2010年2月20日(土)
題目:世界と対話する子どもたち





    


パラタクソノミスト養成講座


北海道大学総合博物館主催/北海道大学教育GP共催
   「パラタクソノミスト養成講座」

○パラタクソノミスト(準分類学者)とは:
パラタクソノミスト(Parataxonomist)とは、研究者である分類学者のサポートをするという「準分類学者」の意味を持っています。日本では2003年から21世紀COE「新・自然史科学創成」の教育プログラムの一部として、北海道大学を中心に「パラタクソノミスト養成講座」が始まりました。
日本でのパラタクソノミスト事業の目的は以下の通りです。

(1)生物多様性保護と研究を促進させる生物分類学ファシリティー構築のための人材育成
(2)博物館を基盤とした、分類学、学術標本研究、フィールド科学の振興と普及

パラタクソノミスト養成講座は、大学生・大学院生の教養教育として、博物館ボランティアや環境調査会社職員のスキルアップとして、学芸員、教員、自然観察指導員のリカレント教育として、利用されてきました。パラタクソノミスト事業は、生物学から始まりましたが、現在は鉱床学、岩石・鉱物学、考古学、古生物学など、標本を取り扱う学問分野にも広がり始めています。
本プログラムでは、このパラタクソノミスト養成講座をさらに整備、充実させ、ステップアップ科目として位置づけ、学生枠を新設したパラタクソノミスト養成講座を開講しました。
中級は初級修了者および経験のある一般市民・大学生を対象に実習・講義を行います。上級は中級修了者を対象に専門的な実習・講義を行います。各講座修了者「準分類学修了証」を発行します。

 
2010年度下半期パラタクソノミスト養成講座

植物パラタクソノミスト養成講座(中級:イネ科植物)

講師:木場 英久(桜美林大学・准教授)
日時:2010年10月30日(土)
場所:北大総合博物館
受講者:10名
内容:
 午前の講義では実物の植物を見ながらイネ科属植物の基礎的な構造の解説が行われ、イネ科植物を学ぶ上で、障害となっている「用語が難しい」という壁を取り除き、イチゴツナギ亜科やイネ亜科の小穂を解剖し、ルーペや実体顕微鏡で観察し、属や亜科の解説が行われました。
 午後からは引き続きイネ科の小穂の構造の変遷をキビ亜科などを用いて観察・解説が行われました。今回の講座で、用語の理解が深まり、多様な種があるイネ科の魅力について知ることが出来ました。



石器パラタクソノミスト養成講座(上級)

講師:高倉 純(北大埋蔵文化財調査室・助教)
日時:2010年11月3日(水・祝)
場所:北大総合博物館
受講者:5名
内容:
 午前の講義では、フランスの後期旧石器時代の遺跡や資料を用いて、石器の出土位置や接合関係から、旧石器時代の社会のあり方や文化の継承の過程が読み取れることを学びました。次に、皮をなめすのに用いられていたとされる「掻器」を観察し、実測図を作成する実習を行いました。考古学において重要な役割を担う実測図の書き方を基礎から学び、午前は前面の実測図の作成に取り組みました。
 午後も、引き続き「掻器」を観察し、実測図を作成する実習を行い、裏面図と断面図の作成に取り組みました。また、1点1点の石器を観察し、図に表すことで、原石から廃棄に至るまでの「石器のライフヒストリー」の全容を明らかにすることができることも学びました。その後、実験使用痕分析についての講義を受け、石器を実際に製作し、実験的に使用痕をつける実習を行いました。最後に、実体顕微鏡や顕微鏡を用いて、掻器」や剥片についた微小剥離痕や線状痕、光沢面などの使用痕を観察しました。



植物パラタクソノミスト養成講座(初級:コケ植物)

講師:内田 暁友(斜里町立知床博物館・学芸員)
日時:2010年11月6日(土)
場所:北大総合博物館
受講者:11名
内容:
 はじめにコケ植物とはどのような分類群かについて、コケ植物の生活史・世代交代についての説明を受けました。次に、コケ植物にはセン類、タイ類、ツノゴケ類(北海道では稀)の3種類があることが紹介され、その後、午後からの実習のため、実体顕微鏡のセッティングとピンセットの先を研いで尖らせる作業を行いました。
 午後からは、光学顕微鏡で観察をスムーズに行うためのケーラー照明によるセッティングを行い、その後、実体顕微鏡を使ってタイ類のゼニゴケ、ジャゴケを観察し、表面の様子や無性芽を確認しました。次に、専門的な図鑑に載っている検索表(Key)を使って、スギゴケの観察と同定を行い、未発達の胞子体(胞子を含む蒴とその出口にある蒴歯、蒴を包む帽)を観察し、葉の横断切片を作成する作業を行いました。続いて、雌雄同株のツボゴケを観察し、胞子体の基部に雌器官の造卵器と雄器官の造精器の両方があることを確認しました。最後に、イボミズゴケを観察し、ミズゴケの体の作りの説明、スギゴケと比べて薄くて柔らかい葉の横断切片を作りました。また、野外でコケ植物を採集する時に使う道具や採集袋の使い方等についての講義も受けました。



木製品パラタクソノミスト養成講座(初級)
講師:守屋 豊人(北大埋蔵文化財調査室・室員)
佐野 雄三(北大大学院農学研究院・助教)
渡邊 陽子(北大北方生物圏フィールド科学センター・学術研究員)
日時:2010年11月13日(土)
場所:北大総合博物館
受講者:13名
内容:
 まず、木製品の観察を行い、その後、守屋講師による講義が行われ、木製品とはどのようなものかについて、木材の構造についての説明を受けました。次に、実際に木材を手にとり、木材面を見ながら、それらの木製品が樹木のどの部分が使われているものなのかを読み取る方法を学びました。
 午後からは、まず、佐野講師による講義があり、木製品にはどのような種類の木が用いられているのかを解明する樹種識別の方法についての説明を受けました。そして、顕微鏡で観察して樹種識別をするためのプレパラートの作り方を佐野講師が実演の後、その作成に取り組み、作成したプレパラートを光学顕微鏡で観察し、樹種識別を行いました。最後に、守屋講師より遺跡出土の木製品に見られる樹種の選択利用についての講義があり、講義後、今日のまとめとして2回目の木製品の観察を行いました。



鉱物パラタクソノミスト養成講座(初級)
講師:三浦 裕行(北大大学院理学研究院・講師)
日時:2010年11月13日(土)、14日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:19名(13日9名、14日10名)
内容:
 午前の講義では、本講座の目的である鉱物鑑定に向けて、実験上の諸注意、鉱物の分類、各実験器具の使い方などについて、鉱物の定義や分類などについて説明がありました。また、実際に鉱物標本を用いながら、鉱物鑑定の手がかりである、色、光沢、硬度(硬さ)、比重等の判別方法、測定方法などについても説明を受けました。
 午後からは、午前の講義で説明を受けたノウハウをもとに、2つのグループに分かれて、さまざまな薬品や実験器具を用いて用意された20種類の鉱物標本の鑑定にそれぞれ取り組みました。




鉱物パラタクソノミスト養成講座(中級)
講師:三浦 裕行(北大大学院理学研究院・講師)
日時:2010年11月27日(土)
場所:北大総合博物館
受講者:4名
内容:
 午前の講義では、本講座のテーマである「X線を使って未知の鉱物を調べよう」のX線とはいったい何であるのか、どのように発生させるのか、そして、どのようにX線を使えば古物を同定することができるのかについて、具体例をあげながらの説明を受け、さらに、練習問題を用いて理解を深めました。
 午後からは、受講生が持参した石(鉱物)を用いて、実際に粉末X線回析装置で測定する実習を行いました。測定結果を各自電卓を用いて数値処理を行い、様々な鉱物のX線データが掲載されているサーチマニュアルのデータと見比べて、鉱物同定を行いました。




鉱床パラタクソノミスト養成講座(中級)
講師:松枝 大治(北大総合博物館・教授)
鳥本 准司(北大総合博物館・研究生)
日時:2010年12月11日(土)~12月12日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:14名
内容:
 1日目の午前には、講義が行われ、松枝講師が、鉱床学の基礎知識、鉱床の分類、特徴及び成因などの説明がされました。午後からは、まず、松枝講師の案内で、博物館に展示してある鉱床・鉱石に関する展示を見学し、その後、休憩をはさんで、鉱石標本の観察を実習室で行いました。
 2日目は、鳥本講師が、反射(鉱石)顕微鏡の原理や構造、使用方法、及び代表的な鉱物について顕微鏡下での特徴や同定方法について説明しました。午後からは、実際に顕微鏡下での鉱石の観察を2人1組で行い、その後2班に分かれて、顕微鏡下での鉱石鉱物の同定、及び肉眼での鉱床タイプの分類・鉱物の同定のテストを行いました。




鉱物パラタクソノミスト養成講座(上級)
講師:三浦 裕行(北大大学院理学研究院・講師)
日時:2010年12月18日(土)
場所:北大総合博物館
受講者:2名
内容:
 博物館に集合後、理学部に移動し、すぐに、受講者が持参した試料のXRD(X線回析)測定を開始しました。粉末状の試料についてはそのまま測定を行い、塊状の試料については、まず、タガネなどで特定部分を取り出し、得られた破片を粉末にする作業を行い、測定を行いました。午前は、5つの試料を測定しました。
 午後も、引き続きXRD測定を行いました。午後からは、TAに代わり、参加者自らが測定装置を操り、同定作業に挑戦しました。6つの試料を測定し、各試料のおおよその鉱物相を明らかにすることができました。




木製品パラタクソノミスト養成講座(中級)
講師:守屋 豊人(北大埋蔵文化財調査室・室員)
    佐野 雄三(北大大学院農学研究院・助教)
    渡邊 陽子(北大大学院農学研究院・研究員)
日時:2011年1月22日(土)~1月23日(日)
場所:北大総合博物館、札幌市埋蔵文化財センター、
    北大埋蔵文化財調査室
受講者:7名
内容:
 1日目は、まず、本講座の意義と目的についての紹介の後、前回の初級講座の復習も兼ねて、木製品についての説明や観察方法の説明、そして、遺跡の発掘から木製品の採取・保存・観察の流れについての説明を受けました。午後からは、札幌市立中央図書館へ移動し、図書館内の埋蔵文化財展示室にて展示品を観察しながら、守屋講師の解説のもと、北海道における遺跡や昔の人びとの暮らしについて学びました。その後、北大埋蔵文化財調査室に移動し、北大構内の遺跡から出土した木製品を実際に手にとって観察し、木製品の形状や特徴、木のどの部分を使ったものであるかなどについて、用紙に記入しました。
 2日目は、はじめに、肉眼的な特徴に基づく、木材の樹種識別を行う上での注意事項についての説明があり、その後、針葉樹と広葉樹とに分けて、木材を肉眼識別する際の指標についての解説を受けました。午後からは、午前中に行われた針葉樹と広葉樹の指標説明、検索工程に基づいて、18種類の樹木の同定に挑戦しました。意見が分かれた場合には、互いに根拠を出し合い、議論し、決定していきました。その後、木を使用した道具類を探しながら北大総合博物館を見て回り、肉眼識別によってある程度まで樹種同定ができることを確認し、最後に、同定した18種類の樹種の現在の使用状況、硬さ、熱伝導性などの特徴についての説明を受けました。




昆虫パラタクソノミスト養成講座(初級)
講師:大原 昌宏(北大総合博物館・准教授)
    澤田 義弘(大阪府箕面公園昆虫館・学芸員)
    稲荷 尚記(北大総合博物館・資料部研究員)
日時:2011年1月29日(土)~1月30日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:11名
内容:
 1日目は、まず、昆虫の体制や系統、それぞれの昆虫の目の形態・生態などに関する講義と、昆虫の捕虫網や罠を使った昆虫の採集法についての説明を受けました。講義後、昆虫の検索票の使い方についての説明を受け、その後、実体顕微鏡と検索票、図鑑などを用いて、あらかじめマレーゼトラップによって採集されていた昆虫の目までの同定に挑戦しました。
 2日目は、前日に引き続き、マレーゼトラップによって採集された昆虫サンプルの目までの同定を行いました。また、平行して、あらかじめ用意した昆虫サンプルを用いて、マレーゼトラップでは採集されないような昆虫も含む、同定困難な昆虫(コナカゲロウ、トコジラミなど)の同定をクイズ形式で行いました。その後、サンプルを片付けてから、ツルグレン装置を用いた土壌動物の採集法に関して、実際の抽出の様子を見ながら、解説を受けました。 午後からは、午前に説明を受けたツルグレン装置で抽出された動物をソーティングし、昆虫については目までの同定を行いました。その後、昆虫の標本作成法(用いる道具、作成手順、ラベルの記入の仕方と意義など)に関して簡潔な説明を受けました。




鉱床パラタクソノミスト養成講座(上級)
講師:松枝 大治(北大総合博物館・教授)
高橋 亮平(九州大学工学研究院・研究員)
日時:2011年2月12日(土)~2月13日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:7名
内容:
 1日目は、まず、基礎講義から始まり、その後、昼休みまで配布された岩石試料や受講者が各々持ち込んだ試料を岩石用カッターで数cm四方の大きさにカットし、切断面を回転研磨台で粗磨きしました。午後は研磨片作りの続きを行い、まず粗磨きした研磨面をガラスプレートと研磨剤で徐々に磨き上げ、最終的に、細かいダイヤモンド粒子が入ったペーストを使ってダイヤモンド琢磨機で鏡面仕上げをしました。それぞれ1~3個の試料を磨き終えた後は、用意された流体包有物用の試料を使って、流体包有物がどのようなものか顕微鏡で観察しました。
 2日目は、午前・午後通して1日目に作成した研磨片と博物館で用意した流体包有物用の試料を用い、4つの組に分かれて、1組が流体包有物の加熱・冷却実験、1組が反射率・Vickers硬度測定実験、残り2組は反射顕微鏡で鉱物観察・流体包有物観察というようにローテーションを組んでそれぞれ実験を行いました。




化石パラタクソノミスト養成講座(初級)
講師:小林 快次(北大総合博物館・准教授)
日時:2010年2月19日(土)
場所:北大総合博物館
受講者:24名
内容:
 初めに、小林快次講師による、脊椎動物の骨格のつくりやその進化、古生物の研究法などに関する講義を行われ、その後、2組に分かれて、先に現生ワニの全身骨格とティラノサウルスの頭骨模型の組み立てと、デスモスチルス、ワニ、ニッポノサウルスの骨のスケッチ・記載を行いました。
 午後も引き続き、骨格標本の組み立てと骨標本のスケッチ・記載を行い、組み立て班は、講義の内容をヒントに、骨の観察をじっくり行いながらバラバラになった数十個の骨を組み立て、ある程度組み立て終わると、講師と答え合わせをしながら、脊椎動物の骨格に関して理解をさらに深めました。スケッチ班は、観察やスケッチの要点についての指導を受け、何の動物のどの骨かは知らされないまま観察を行い、その後、3階展示室に移動し、自分で描いたスケッチと記載のみを頼りに、その骨がどの動物のどの骨かを同定しました。




岩石パラタクソノミスト養成講座(初級)

講師:在田 一則(北大総合博物館・資料部研究員)
松枝 大治(北大総合博物館・教授)
日時:2011年2月19日(土)~2月20日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:5名
内容:
 1日目は、午前中に、簡単な岩石薄片の作り方や2日目に観察する変成岩についての基礎講義を受け、午後からは薄片作りを行いました。それぞれ持参した岩石試料や在田講師より配布された岩石試料を手に、岩石カッターを用いてスライドガラスに収まるようなサイズにカットし、回転研磨機にて粗粒な研磨粉で粗磨きを行いました。粗磨きが終わると、より細かい研磨粉を使いガラス板で磨き上げ、鏡面仕上げをし、樹脂を用いてスライドガラスに貼り付け、本日の作業を終了しました。
 2日目は前日に引き続き、薄片試料作製を行い、スライドガラスに貼りつけられた岩石試料を二次切断機によって厚さ約0.5㎜にカットし、それを回転研磨機と粗粒な研磨粉でさらに0.1㎜以下の厚さにし、さらにガラス板を用いて0.03㎜の厚さに調整しました。午後からは、途中途中で顕微鏡下での薄片試料の様子をモニターに映しながら先生の講義や質問時間を挟みながら、偏光顕微鏡で自作試料と配布試料の観察を行いました。




昆虫パラタクソノミスト養成講座(上級:コウチュウ目)

講師:大原 昌宏(北大総合博物館・准教授)
    澤田 義弘(大阪府箕面公園昆虫館・学芸員)
日時:2011年3月5日(土)~3月6日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:9名
内容:
 初日は、コウチュウのそれぞれの部位の名称、位置、体制を理解することを目的に、コウチュウの解剖を行いました。まず、オサムシ科コウチュウが各自に配布され、それを背面、腹面、側面から観察し、各部位の位置や名称、亜目レベルでのコウチュウの体制の違いに関する説明を受けました。その後、部位の詳細な説明を受けながら、実際にオサムシ科コウチュウの雄を解剖する作業を行いました。午後も、引き続き解剖を進めました。解剖したそれぞれの部位は、一枚の紙に木工用ボンドで接着し、各部の名称を書き加えました。その後、センチコガネおよびオオセンチコガネを使い、体制の違いに注目しながら、同様の作業を行いました。
 2日目の午前中は、エンマムシの交尾器の観察により、形態学、分類学の基礎を学びました。事前に軟化しておいたエンマムシ科コウチュウの雄あるいは雌から交尾器を摘出し、周囲についた組織を溶解させ、交尾器から筋肉や気管などの組織をピンセットで取り除いた後、酸性フクシンを加えた乳酸に60℃で1時間半程度浸し、染色を行いました。午後からは、透過処理等を行い、その後、形態を正確に把握するためにスケッチを行いました。まず、スケッチの意義と方法についての説明を受け、デジカメで撮影、印刷し、その上にトレッシングペーパーを載せ、鉛筆で構造をなぞり、スケッチの下書きを行い、最後に、下書きを使ってペン入れを行い、スケッチを完成させました。




魚類パラタクソノミスト養成講座(初級)

講師:河合 俊郎(北大総合博物館・助教)
    矢部 衛(北大大学院水産科学院・教授)
    今村 央(北大大学院水産科学院・准教授)
日時:2011年3月5日(土)~8月6日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:9名
内容:
 1日目は、まず、河合先生による「魚類の多様性」、続いて矢部先生による「魚類の分類とは」の講義が行われました。「魚類の多様性」では約3万種にのぼる魚類を、進化の道筋に沿って代表的な分類群とその種が紹介されました。「魚類の分類とは」では「分類学」という学問について魚類を用いて講義が行われました。午後からは、河合先生から魚の測定方法とスケッチの方法について簡単な講義を受けた後、北海道大学総合博物館所蔵のメバル属標本(クロソイ、ゴマソイ、トゴットメバル、エゾメバルなど)を用いて、実際に同定、測定、スケッチを行いました。
 2日目の午前は、まず今村先生による「日本魚類学史」についての講義が行われ、札幌農学校から始まった日本の水産学の歴史と、その中で行われてきた日本の魚類分類の歴史について学びました。引き続き河合先生より、午後に行う標本作製の実際の手順が細かく説明されました。午後からは、函館近郊で採集された魚類(アイナメ、エゾイソアイナメ、チカ、ギスカジカなど)を用い、まず同定を行い、その後、DNAサンプル用の組織を採取し、無水エタノールで脱水を行いました。次に、魚の鰭を虫ピンで固定し、100%ホルマリンで鰭を支える筋肉組織を固定して標本撮影を行いました。



 
2010年度上半期パラタクソノミスト養成講座

昆虫パラタクソノミスト養成講座(中級:マルハナバチ属)

講師:稲荷 尚記(北大総合博物館・資料部研究員)
    伊藤 誠夫(北大総合博物館・資料部研究員)
日時:2010年6月5日(土)~6日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:9名
内容:
 1日目の午前中は、まず、伊藤講師によるマルハナバチ属の系統、分類、形態についての講義が行なわれ、講義後、午後に行われる野外観察の事前準備として、観察場所、捕獲と観察の方法等についての説明を受けました。午後は、博物館中庭、花木園周辺、そして農学部庭園にてマルハナバチの捕獲と種同定のための形態観察を試みました。室内に戻ってからは主に乾燥標本の実体顕微鏡による観察を行いました。
 2日目の午前は、稲荷講師によるマルハナバチの送粉生態学について講義が行なわれました。昼食後は、植物園へと徒歩で移動し、マルハナバチ類の観察を行いました。前日と同様の好天に恵まれ、灌木園で計4種約10個体を観察できました。博物館に戻ってからは、一日目に続いて標本を用いた同定形質の観察を中心としながら、参加者各自の疑問に対して講師陣が可能な限り答えました。



土器パラタクソノミスト養成講座(初級)

講師:小野 裕子(北大総合博物館・資料部研究員)
日時:2010年6月6日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:10名
内容:
 午前中は、まず、小野講師より分類やパラタクソノミストの意義についての説明を受け、続いて、考古学における分類について、生物分類との違いや考古学資料の種類についての講義が行なわれました。その後、実際の資料を用いた土器の基本的な記録法の実習(土器断面(セクション)取りと拓本)に取り組み、真孤を用いての口縁部の外側輪郭線や、完形土器の実物(復元形)と対照にしながら胴部の輪郭線を方眼紙に写しました。
 午後も引き続きセクション取りを行ない、その後、ライティングボックスの上にセクション取りをした方眼紙をのせ、トレースし、写し取ったセクションを切り取り、固体番号を記入して台紙に貼り付けました。次に、拓本に取り組みました。拓本の意義について説明の後、切り抜いた画仙紙を土器の表面にかぶせ、湿らせた脱脂綿で空気を押し出すように密着させ、乾くまで待ちます。続いて、拓本で用いる墨やタンポの使い方の説明を受け、画仙紙の乾き具合をみて、タンポで軽く叩きながら墨を打っていきました。その後アイロンをかけ、白の紙を裁ち落とし、スプレーのりを裏面に塗布して、台紙に張り付けました。



岩石パラタクソノミスト養成講座(初級)

講師:在田 一則(北大総合博物館・資料部研究員)
日時:2010年6月12日(土)~6月13日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:16名
内容:
 1日目は、まず、基礎講義が行われ、地球の内部構造や、プレートテクトニクス、岩石が作られる場所についてなど、岩石を深く知る上で必要な基礎知識について学びました。午後からは、支笏火山などの身近な地域の話を交えながら、岩石の特徴や、含んでいる鉱物などについての説明があり、同時に、たくさんの岩石や鉱物を肉眼やルーペで観察しました。また、博物館の「アイランド・アーク」の岩石展示や、北大の敷地内にある石碑や岩石でできた建造物を見ながら、解説が行なわれました。
 2日目の午前は、まず、上皿天秤を使って、岩石の密度の測定の実習を行ないました。この実習で、岩石の種類と密度には大きな関係がある事を体感し、その後、様々な種類の堆積岩や変成岩の標本を実際に見ながら、解説を受けました。午後からは、火成岩をルーペで観察して鉱物を見分けたり、様々な岩石標本を自由に見たりしました。



植物パラタクソノミスト養成講座(初級)

講師:持田 誠(北大総合博物館・資料部研究員)
    高橋 英樹(北大総合博物館・教授)
日時:2010年7月3日(土)~7月4日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:11名
内容:
 1日目の午前中の講義では、植物分類学の基礎的な知識の解説や、標本の意義等が説明されたほか、実際の標本が収められている標本庫も見学しました。午後からは、北海道大学構内のサクシュコトニ川周辺と原生林に出かけ、受講生が実際に野外での採集を行ないました。その後、採集した植物を持ち帰り、標本作製の方法等についての指導を受けながら、標本作製を行ないました。
 2日目は、まず、前日に作製した標本の吸水紙の交換作業を行い、標本庫の標本を利用して、同定の練習を行ないました。午後からは、前日に採集した標本の同定を行ない、種名の確定のために、標本庫の標本と比較しました。その後、違う標本を使って、標本を標本台紙に貼る作業が行われ、植物体とラベルが貼られた最終的な標本の完成までを行ないました。



植物パラタクソノミスト養成講座(中級:スゲ属植物)

講師:勝山 輝男(神奈川県立生命の星・地球博物館・学芸員)
日時:2010年7月10日(土)~7月11日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:9名
内容:
 1日目は、まず、実物の植物を見ながらスゲ属植物の基礎的な構造についての講義があり、その後、午後からは、実物の植物を見ながら検索表の使い方の説明や、標本庫の標本を使って見分けにくい種類の解説が行なわれました。
 2日目の午前は、石狩川の河川敷まで出かけ、湿原性のスゲ属植物についての解説を交えながら、採集・観察を行ないました。午後からは、石狩浜近郊で野外採集・観察したあと、博物館に戻り標本作製を行ないました。その後、採集したスゲ属植物と近縁な種類を比較しながら、見分けるポイントについて説明を受け、最後に、スゲ属植物の最新の知見についての解説が行なわれました。     



植物パラタクソノミスト養成講座(中級:水草)

講師:山崎 真実(札幌市博物館活動センター・学芸員)
日時:2010年7月17日(土)~7月18日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:11名
内容:
 1日目は、総合博物館に集合後、すぐにバスに乗り込み、モエレ沼公園に向けて出発しました。講師から採集の仕方や同定に必要な部分を採るためのコツ、採集できる水草の種類、水草の生育型の違いなどの説明を受けた後、受講生はそれぞれ沼の岸や浅瀬で水草を採集しました。午後からは、総合博物館に戻り、各自が採った水草の仕分けを行いました。種ごとに分けたあと、ヒシやイネ科植物のように丈夫なものは、通常の陸上植物を同じ要領で新聞紙に挟んでさく葉標本(押し葉標本)にしました。各標本紙の間に乾燥用の段ボールを挟み、その束を熱風循環式乾燥機に入れたところで、1日目の講義は終了しました。
 2日目は、前日に作成して一晩熱風循環式乾燥機で乾燥させた標本と、押し葉にせずに保管していた生の植物を使い、水草の形態観察と同定の実習を行いました。また、水草に特有の「殖芽」という、越冬するための形態を、講師が昨秋に採集したものを使って観察しました。 午後からも、引き続き、採集した水草の観察と同定を行い、オヒルムシロの花や葉(浮葉、沈水葉)の形態を観察し、検索表と図鑑を使って同定しました。実習終了後は、作成した半乾きのさく葉標本を持ち帰るための簡易野冊を段ボールで作り、さく葉標本を完成させるための乾燥方法を紹介しました。



海藻パラタクソノミスト養成講座(初級)

講師:四ツ倉 典滋(北大北方生物圏フィールド科学センター・助教)
    阿部 剛史(北大総合博物館・助教)
日時:2010年7月31日(土)
場所:北大忍路臨海実験所
受講者:13名
内容:
 午前は、海中の環境、海藻の色の違い(緑藻・紅藻・褐藻)と多様性、環境変化が与える海藻への影響などについての講義の後、胴長などに着替え、スクレーパーや海藻を入れる洗濯ネットなどの採集道具を持って実際に海に入り、忍路湾を歩きながら海藻を採集しました。
 午後からは、海藻を分類・同定する方法や標本の作り方についての説明を受け、午前中に採集した海藻の押し葉標本を作製しました。また、本格的な同定作業の練習問題として用意されたソゾ(紅藻)、コンブ(褐藻)、アオノリ(緑藻)の特徴の説明を受け、アオノリの断面構造の顕微鏡観察を行いました。



魚類パラタクソノミスト養成講座(中級)

講師:河合 俊郎(北大総合博物館・助教)
    矢部 衛(北大大学院水産科学院・教授)
    今村 央(北大大学院水産科学院・准教授)
日時:2010年8月4日(水)~8月5日(木)
場所:北海道大学函館キャンパス
受講者:6名
内容:
 1日目は、まず、深海魚についての講義や、魚類の同定方法、初日に扱うハダカイワシ科、およびソトオリイワシ科についての講義を受け、その後、用意された魚類標本を選び、顕微鏡などを用いて詳細な観察を行い、種の同定と計数計測を行い、準備されたデータシートに記入していきました。
 2日目の午前は、ワニトカゲギス目魚類についての講義を受け、前日と同様に、ワニトカゲギス目魚類の同定と計数・計測を行いました。 午後からは、アンコウ目魚類に取り組みました。アンコウ目についての講義の後、受講者各自で標本を選び、種の同定や、計数・計測を行いました。途中、深海での魚類の姿を納めた動画の視聴や、多数の寄生雄の付着した大型のミツクリエナガチョウチンアンコウの標本の観察などを行いました。



海鳥パラタクソノミスト養成講座(初級)

講師:綿貫 豊(北大大学院水産科学研究院・准教授)
日時:2010年8月9日(月)~8月10日(火)
場所:北海道大学函館キャンパス
受講者:6名
内容:
 1日目の午前は、まず、海鳥の分類や行動、形態の差異などについて講義が行われ、次に参加者2人1組につき1個体の標本が充てられ、標本の種同定と各部位の計測を行いました。午後からは、解剖の手順、切ってはいけない部位や観察すべきポイントなどが説明され後、腹部を切開し、皮下脂肪ランクや腹腔内脂肪ランクの確認、胸筋や各組織の重量測定、生殖腺による雌雄判定、後胃の内容物の確認などを行い、剥製作成の前段階までの処理を行いました。
 2日目は、まず、メス、ピンセット、はさみ、金ブラシを駆使して皮についた脂肪や頭蓋の中身を除去する作業を行いました。皮下脂肪をあらかた取り終えると、筆粉を用いて取りづらい脂肪を落とし、防腐剤としてホウ酸を満遍なくまぶして脂肪の除去作業を終えました。その後、骨に綿を巻き、体の中心部には体軸として割り箸を通した綿を詰めて、形を整え切開した腹部を縫合して仮剥製を完成させました。



昆虫パラタクソノミスト養成講座(中級:コウチュウ目)

講師:大原 昌宏(北大総合博物館・准教授)
    澤田 義弘(大阪府箕面公園昆虫館・学芸員)
日時:2010年8月28日(土)~8月29日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:11名
内容:
 1日目の午前は、まず、昆虫の上科、科の写真、スケッチの掲載された図版を見ながら、8割のコウチュウを科まで分類する同定方法についての説明を受けた後、国内外のコウチュウの未整理標本の同定に取り組みました。午後も、引き続き、同定作業を進めました。途中、8割から9割のコウチュウを科まで分類する同定方法についての説明があり、触覚の形などの特徴的な形質に関する説明や、形態的に類似した科(ジョウカイボンとジョウカイモドキなど)識別方法に関する説明や、分類に重要だが観察が難しい形質(前胸側板など)に関する説明も受けました。
 2日目も、前日に続き、同定作業を行ないました。途中、形態的に類似した科の識別法に関する説明を受けました。午後からは、9割から9割5分までのコウチュウを科まで分類する同定方法についての説明と、その際に使用する検索表の有効性と使い方に関する説明を受け、さらに同定作業を続けました。最後に、9割5分から10割のコウチュウを科まで同定する同定方法についての説明があり、専門家に同意依頼する方法や、インターネットを利用して画像を公開し、全世界に同定を依頼する方法に関しての説明を受けました。



ザリガニパラタクソノミスト養成講座(初級)

講師:川井 唯史(稚内水産試験場)
日時:2010年9月4日(土)~9月5日(日)
場所:札幌市円山動物園、北海道子どもの国
受講者:11名
内容:
 1日目は、円山動物園に集合し、まず、「円山の森」での散策と、ザリガニのビオトープおよび「ザリガニ飼育小屋」の見学を行ないました。その後、日本国内のザリガニ類についての生物学的な概要、生息地の環境に関しての講義を受け、ニホンザリガニとアメリカザリガニを観察しました。
 2日目は、北海道子どもの国(砂川市)において実施され、午前は、まず、アメリカザリガニを採集するため、園内の「ため池」に籠を仕掛け、その後、近郊の「小川」でニホンザリガニの採集を行ない、採集方法、同定方法、雌雄の見分け方、採集したサンプルの計測方法、データシートの記載方法などを学びました。午後からは、午前に仕掛けたアメリカザリガニの籠を回収し、その後、基本的なザリガニの標本の作製方法について講習を行いました。



きのこパラタクソノミスト養成講座(初級)

講師:小林 孝人(北大総合博物館・資料部研究員)
日時:2010年9月11日(土)
場所:北大総合博物館
受講者:10名
内容:
 まず、「担子菌・子のう菌の違い」、「きのことは?菌類とは?」、「5界説、原生生物」、「アセタケについて」、「標本庫について」、「地衣類について」、「マツタケの研究」、「きのこの断面の作り方」、「コレクションのアセタケ属菌」などの講義を受けました。休憩の後、菌類標本庫(SAPA)を見学し、午後の実習に用いられる記載シートに関する説明を受けました。
 午後は、まず、北大キャンパス内で採集を行ないました。採集後、博物館に戻り、「記載シートを用いた形質記載」、「きのこの顕微鏡を用いた観察法」、「記載シートに用いられる用語」についての説明を受け、各自が採集したきのこの顕微鏡観察、記載シートへの記入、同定、標本ラベル記入といった実習を行いました。



岩石パラタクソノミスト養成講座(中級)

講師:在田 一則(北大総合博物館・資料部研究員)
日時:2010年9月18日(土)~9月19日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:9名
内容:
 まず、午前中は、初級の復習を兼ねて、岩石の生成場を理解する上で欠かせないプレートテクトニクスの概念や岩石の成因についての講義を受けました。午後は、肉眼で岩石を観察し、複数の岩石の鑑定に取り組みました。その後、岩石の薄片を観察するための特殊な顕微鏡、偏光顕微鏡をひとりひとつずつ使い、使い方や偏光顕微鏡の仕組みについての講義が行われました。
 2日目は、1日目に引き続いて、偏光顕微鏡で岩石の薄片の観察を行いました。先生から鉱物の特徴や見分け方を聞きながら、実際に観察してもらいました。ひととおり鉱物の説明を受けた後、岩石の顕微鏡下での特徴の解説を受けました。午後は、名前を伏せた岩石の薄片を観察してもらい、含まれている鉱物や岩石名を鑑定しました。その後、好きな薄片を1枚選び、顕微鏡下でのスケッチをしました。スケッチを通して、鉱物の形や色などの特徴を把握しました。



岩石・鉱物野外採集会

講師:松枝 大治(北大総合博物館・教授)
日時:2010年10月9日(土)~10日(日)
場所:道南方面
受講者:38名
内容:
 1日目は天気に恵まれ、最初に訪れた森町の濁川地熱発電所では、松枝講師の解説のもと、北海道唯一の地熱発電所を堪能し、鹿部間歇泉では、地下26mの深さからわき上がる間歇泉を観察し、足湯も楽しみました。続いて訪れた恵山では、白色から黄色の硫黄と、活火山の溶岩を観察、採集し、銭亀沢鉱山では、日が暮れ始め、暗くなりつつある中、銅鉱物の採集を行いました。
 2日目はあまり天候はよくなかったものの、最初の目的地である知内川では、砂金取りに挑戦しました。参加者の1/3程度の人が、砂金を採取することができました。続いて訪れた上国鉱山では、濃紅銀鉱、閃亜鉛鉱、方鉛鉱、菱マンガン鉱、重晶石などの鉱石を採集し、最後に訪れた勝山鉱山では、重晶石の結晶がたくさんついた岩石を求め、母岩付きの結晶を採集する人や、大きな結晶を求めて土を掘る人など様々でしたが、最終的には、それぞれが納得のいくものが採集できました。


 
2009年度下半期パラタクソノミスト養成講座

植物パラタクソノミスト養成講座(中級:コケ植物)
講師:内田 暁友(斜里町立知床博物館・学芸員)
日時:2009年11月7日(土)
場所:北大総合博物館
受講者:12名
内容:
 午前中は、コケ植物についての基本的な講義が行われ、美しい写真と共にコケ植物の魅力が紹介されました。また、講師が採集したゼニゴケ類を見ながら、コケの体のつくり等を観察しました。
 午後からは、まず、生物顕微鏡で観察するため、ケーラー照明による顕微鏡のセッティングを行い、スギゴケ(セン類)の標本の乾燥状態と水で戻した状態を観察した後、葉を実体顕微鏡で観察しました。また、実体顕微鏡下でカミソリの刃を用いて葉の横断面切片を作る実習を行い、受講生は苦労しながらも同定に必要な横断面の特徴が分かるような切片を作成しました。その後、トサカゴケ(タイ類)の花被(造卵器)、造精器の様子を実体顕微鏡で観察し、最後にイボミズゴケ(セン類)の葉の細胞配列や「イボ」を生物顕微鏡で観察した後、染色液メチレンブルーを用いて葉を染色し、「孔」を観察する方法を実演していただきました。



石器パラタクソノミスト養成講座(中級)
講師:高倉 純(北大埋蔵文化財調査室・助教)
日時:2009年11月14日(土)
場所:北大総合博物館
受講者:15名
内容:
 11月14日(土)に、北海道大学埋蔵文化財調査室の高倉純助教を講師に迎え、総合博物館において開催されました。昨年初めて開催された鉄器(初級)を受け、今年は、鉄器(中級)が開催されました。
 午前中は、石器に残された物理的特徴を考古学者はどのように読み取るかを説明しました。そして、石器を観察した後、その形態や物理的特徴を実測(スケッチ)しました。午後からは、石器の技術的・形態的特徴に沿って分類作業を行い、専門用語を使いながら記述しました。そして、最後に、受講者自ら原石を打ち割り、石器作りを体験しました。
 この講座を通して、考古学者が先史時代の生活や文化を復元するために実施する石器の研究方法を学ぶことができました。



岩石パラタクソノミスト養成講座(中級)
講師:在田 一則(北大総合博物館・資料部研究員)
日時:2009年11月21日(土)~22日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:8名
内容:
 1日目の午前中は、プレートテクトニクスについての説明や、岩石のでき方、できる場所についての講義が行われました。その後、午後からの実習に向けてその手順についての説明を受けました。また、午後からは、上皿天秤を使って、岩石の密度を測定する実習を行いました。この実習で、岩石の種類と密度には、大きな関係があることを体感しました。その後、偏光顕微鏡という特殊な顕微鏡を使うために必要な光学的な基礎知識についての講義を受け、実際に偏光顕微鏡を用いて岩石の薄片を観察する実習も行いました。
 2日目は、1日目に引き続き、偏光顕微鏡を使って岩石を見分ける実習を行いました。偏光顕微鏡を使って、様々な種類の岩石の薄片を観察し、主要な鉱物を見分ける方法について実習しました。わからない鉱物がでてくると、参加者は個別に質問し、講師に解説していただき、理解を深めました。また、薄片の中から、好きなものを選び、スケッチすることにも挑戦しました。



土器パラタクソノミスト養成講座(中級)
講師:天野 哲也(北大総合博物館・教授)
小野 裕子(北大総合博物館・資料部研究員)
日時:2009年11月29日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:7名
内容:
 午前中は、まず、「縄文文化の日本列島と北海道」と題して、縄文文化についての概説的な講義が行われ、縄文文化成立の背景となった「地球環境の変化」や「様々な要素を持った人々の日本列島への定住」などについて詳しく学びました。また、縄文土器の縄文をつける(施文)ための道具(原体)やその方法についても講義されました。そして、午後からの側面圧痕と回転圧痕を施文し、観察するため、繊維を撚って縄(原体)を作成し、実体顕微鏡で観察しながらスケッチしました。
 午後からは、まず、ウッディ粘土を用いて、午前中に作成した原体を押しつけ、ころがし、施文し、側面圧痕と回転圧痕を観察する実習を行いました。どのような原体をどちらの方向に転がしたかを読み取れないと、土器の縄文を観察できないことを体験的に学びました。次に、実践編・応用編として、講師が用意した4つの土器文様を観察し、どのような原体を用いて、どのようにして施文したかを読み取り、手元にある原体を用いて同じ文様を粘土に施文する実習を行いました。また、「絡状体」や3段の撚り縄の作成と、その側面圧痕や回転圧痕の施文、観察も行いました。



鉱物パラタクソノミスト養成講座(中級)
講師:三浦 裕行(北大大学院理学研究院・講師)
日時:2009年12月5日(土)~12月6日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:9名
内容:
 9名を2組に分け、1日講座を2回開催しました。午前中は、鉱物の結晶構造を解く際に使われるX線回析の基本的な考え方や、X線回析装置の簡単な仕様についての講義が行われました。その後、肉眼鑑定ではわからない鉱物をX線解析で同定する方法について、演習を交えながら説明を受けました。
 午後からは、粉末X線回析装置を用いて、参加者が持参したサンプルをX線回析し、データを測定しました。その後、測定データをもとに、参考書などを用いて各サンプルの鉱物相の同定に挑戦しました。



DNA実験パラタクソノミスト養成講座(初級)
講師:小林 憲生(北大総合博物館・資料部研究員)
舘 卓司(北大総合博物館・資料部研究員)
日時:2009年12月5日(土)~12月6日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:4名
内容:
 1日目の午前中は、理学部の実験室にて、機器類の具体的な使用方法や注意点などの説明を受け、各自2種類のショウジョウバエをサンプルにしてDNAを抽出する実習を行いました。午後からは、午前中に抽出したDNA内の目的領域を増幅させる実験を行い、その後、実験結果をチェックし、実験から得られた産物を精製する方法や塩基配列決定に関する実験を行いました。
 2日目は、午前中に、1日目に抽出し、目的領域を増幅させたサンプルを精製し、塩基配列を決める機械にセットした後、配列が得られた場合の比較方法や系統を推定するためのソフトウェアについての解説を受けました。午後からは、各自のデータを回収して、全員のデータを使って比較や解析を行いました。



化石パラタクソノミスト養成講座(初級)
講師:小林 快次(北大総合博物館・准教授)
日時:2009年12月12日(土)
場所:北大総合博物館
受講者:10名
内容:
 午前中は、脊椎動物の骨格のつくりやその進化、古生物の研究法などに関する講義を受けた後、2つのグループに分かれ、バラバラになったワニの骨格標本の組み立て実習を行いました。講義内容をヒントに各骨の形態や大きさに着目し、数10個もある骨を組み立てていきました。
 午後からは、まず、骨を同定する際のポイントについての説明を受けながら、午前中に組み立てたワニ骨格の答え合わせを行いました。続いて、骨化石のスケッチ・計測実習を行い、それを終えると、3階のアイランドアークの展示室に移動し自身のスケッチと計測データだけを頼りに、どの標本のどの部位の骨なのかを同定することに挑戦しました。



鉱床パラタクソノミスト養成講座(中級)
講師:松枝 大治(北大総合博物館・教授)
鳥本 准司(北大総合博物館・研究生)
日時:2009年12月12日(土)~12月13日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:8名
内容:
 1日目は、まず、鉱床序論として、レアメタル・クライシスや環境問題、水資源問題などの身近な問題をからめながら、鉱床学の基礎知識等に関する講義を受け、午後からは、身の回りに潜む鉱物や鉱石についての話や北海道の鉱石・鉱床に関する話を数多く聞きながら、博物館見学を行いました。その後、それぞれの鉱石にまつわる様々な話とともに、標本観察を行いました。
 2日目は、まず、午前中に、偏光顕微鏡の構造や原理、使用方法、そして鉱石の観察と同定に関する講義を受けました。午後からの実習では、偏光顕微鏡についての詳しい説明と、実際に偏光顕微鏡を用いながらの解説があり、その後、初級と上級と2段階に分けて偏光顕微鏡を用いた実習を行いました。



木製品パラタクソノミスト養成講座(初級)
講師:守屋 豊人(北大埋蔵文化財調査室・室員)
佐野 雄三(北大大学院農学研究院・助教)
渡邊 陽子(北大大学院農学研究院・研究員)
日時:2010年1月23日(土)
場所:北大総合博物館
受講者:10名
内容:
 まず、守屋先生から、考古学的観点からの木製品の観察、自然に埋まった樹木と木製品の違い、木製品のような人工的な痕跡を認識するための方法や観察方法が説明され、その後、実際に板のサンプルが各受講生に一つずつ渡され、丸太からどのように切り取ったものか(木取り)を考察してもらい、各自発表をしてもらいました。その後引き続き、守屋講師より木製品の種類をどのように区別するのかが説明され、午前の講座が終了しました。
 午後からはまず、佐野先生から樹種同定についての講義があり、その後、樹種同定をするためのプレパラート標本作成の実習を行い、さらに、検索のポイントを教わりつつサンプルの樹種の同定に挑戦しました。その後、守屋講師による北大より発掘された木製品についての講義が行われ、最後に講座最初に渡された木製品を改めて観察し、本日学んだこと(木取り、分割、面取り、木製品の種類など)について考察を行いました。



昆虫パラタクソノミスト養成講座(初級)
講師:大原 昌宏(北大総合博物館・准教授)
澤田 義弘(大阪府箕面公園昆虫館・学芸員)
日時:2010年1月30日(土)~1月31日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:10名
内容:
 1日目の午前中は、まず、大原先生から講座内容の説明があり、その後、今回の講座で扱う昆虫の系統的位置づけや、昆虫の体の構造、外骨格の構造とその利点、昆虫綱の分類体系と各目の特徴、などについての講義を受けました。午後からは、午前の講義で学んだ昆虫を目まで同定する実習に取り組みました。マレーズトラップで採集されたサンプルを目まで同定する実習に取り組みました。
 2日目の午前中も、1日目に引き続き、ケニアのサンプルの目までの同定と、北海道の土壌から採集したサンプルの同定に取り組みました。昼食後は、午前に引き続き、土壌から採集したサンプルの目までの同定実習に取り組み、最後に、博物館の所蔵標本の観察ツアーを行い、実習では見ることのできなかった目の標本を観察したり、博物館での標本保存の様子について実際に見て回ったりしました。



鉱物パラタクソノミスト養成講座(上級)
講師:三浦 裕行(北大大学院理学研究院・講師)
日時:2010年2月6日(土)、もしくは、2月7日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:6名
内容:
 各講座に3名ずつ参加し、1日講座を2回開催しました。今回の講座では、終日、粉末X線回析装置を用いて参加者が持参した未知の鉱物を同定する実習を行いました。
 まず、参加者が持参した未知鉱物を乳棒,乳鉢を用いて粉末状にし、粉末状になった未知鉱物をガラス板に盛り付けます。次に、そのガラス板を粉末X線回折装置に取り付け、粉末X線回折装置を起動させ、測定を行います。最後に、回析装置から得られた測定データを解析ソフトにかけ、それをもとに鉱物の同定を行いました。



鉱床パラタクソノミスト養成講座(上級)
講師:松枝 大治(北大総合博物館・教授)
高橋 亮平(九州大学工学研究院・研究員)
日時:2010年12月13日(土)~2月14日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:8名
内容:
 1日目の午前は、松枝講師による講義が行われ、本講座で実習予定の各種実験について、その目的、原理、やり方、諸注意などの説明を受けました。講義の後、実験室に移動し、岩石切断に用いるカッターや回転研磨板、ダイヤモンド研磨板などの機器についての説明を受け、それぞれ受講生が持参した岩石試料や博物館で用意した岩石試料を一人ずつ岩石カッターで切断しました。午後からは、引き続き岩石試料を2日目の実験で用いるサイズまでカットし、それを研磨する作業を行いました。
 2日目は、午前・午後通して1日目に仕上げた研磨片と博物館で用意した両面研磨片を用い、2人1組になって1組が加熱・冷却実験、1組が反射率・硬度測定実験、残り2組は偏光顕微鏡で鉱物観察・流体包有物観察というようにローテーションを組んでそれぞれ実験を行いました。



鉄器パラタクソノミスト養成講座(初級)
講師:天野 哲也(北大総合博物館・教授)
日時:2010年4月17日(土)
場所:北大総合博物館
受講者:10名
内容:
 まず、鉄の元素としての性質や自然界に存在する鉄の鉱石からどのように純粋な鉄を得るか、また製鉄の歴史やインドやグルジアなど世界各地における製鉄などについての講義がありました。次に、博物館2階のオホーツク文化における鉄器展示物を見学し、説明を受けました。
 午後からは、実際にオホーツク地方で発掘された鉄器を観察・スケッチし、鉄器の考古学的な分類の方法を学びました。観察終了後の実習では、五寸釘からナイフを作成することに取り組みました。まず七輪を用いて五寸釘を熱し、それをレール台の上で叩き、大まかなナイフの形になるよう薄く延ばして行きました。ある程度まで形が整え終わると、平たく延ばした五寸釘を改めて赤熱するまで加熱し、「焼き入れ」を行ないました。その後、ベルトサンダーを用いて研磨を行い、平べったい形の五寸釘をナイフのような金属光沢や切れ味が出るよう砥ぎました。


 
2009年度上半期パラタクソノミスト養成講座

土器パラタクソノミスト養成講座(初級)
講師:天野 哲也(北大総合博物館・教授)
小野 裕子(北大総合博物館・資料部研究員)
日時:2009年5月30日(土)
場所:北大総合博物館
受講者:10名
内容:
 午前中は、考古学分野における分類と何かについての講義のほか、2人1組なって、エジプトの前王朝期の7種の土器グループを古い順にならべるという課題に取り組みました。午後からは、礼文島から発掘されたオホーツク土器から得られる模様や形状、色調、整形痕、混和剤(種類、粒径)、付着物(炭化物など)などの情報を三角定規やディバイダーを用いての詳細な観察・分析・記録作業と、土器の表面に水で湿らせた画仙紙を張り、墨を付けたタンポで丁寧に叩いて、陰影を写し取る拓本作りが行われました。



田んぼの生物多様性パラタクソノミスト養成講座(初・中級)
講師:岩淵 成紀(NPO法人田んぼ)
島野 智之(宮城教育大学・准教授)
日時:2009年6月13日(土)
場所:宮城県大崎市沼辺公民館
受講者:14名
内容:
  午前中は、島野先生と岩淵先生から少しお話をいただいたあと、すぐに田んぼへ移動し、2班に分かれての採集が行われ、図鑑を用いての同定作業も行いました。
  午後からは、会場に戻り、再び2班に分かれて、今度は、顕微鏡とより詳細な図鑑を用いての種の同定作業に取り組みました。午前中の同定作業では、同定できなかった動植物を中心に、顕微鏡をのぞきながら細かな部分を観察し、検討し合いながら作業を進めていきました。最後に、各班でのまとめと、全員でのまとめが行われ、植物50種、動物24種が採集されたことが報告されました。



昆虫パラタクソノミスト養成講座(中級:ハエ目)
講師:舘 卓司(北大総合博物館・資料部研究員)
日時:2009年6月20日(土)~7日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:12名
内容:
 1日目の午前中は、配られたテキスト、ホワイトボード、パワーポイントを見ながら双翅目(ハエ目)の特徴、採集方法の講義を受けました。その後、北大構内にて受講者全員参加でスィーピングやルッキングによる採集を行いました。午後からは、各自採集したハエやあらかじめ用意されたハエを顕微鏡で見ながら、ハエ目の特徴である平均棍の観察の後、ハエ目の中の短角亜目有弁亜節の特徴を学習しました。
 2日目は、午前と午後にわたって、昨日採集したハエをより詳しく同定するために標本作製を行ないました。体の大きいハエや有弁亜節のグループの個体は、胸部の背面から直接針を刺し、小さい個体のハエは三角台紙に貼って標本にしました。それらの標本にしたハエを使って、科までの同定作業を行いました。各自、絵解き検索表を使いながら同定作業を進め、わからないところは講師に質問したり、受講生同士で教えあったりしながら、確認していました。



植物パラタクソノミスト養成講座(中級:スゲ属植物)
講師:勝山 輝男(神奈川県生命の星・地球博物館・学芸員)
日時:2009年6月27日(土)~6月28日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:12名
内容:
 1日目の午前は、スゲ属植物の形態についての講義を受け、スゲ属植物の形態を学びました。午後からは、スゲ属の代表的な節についての解説を受けました。その後、種の再同定に挑戦し、また、カミカワスゲ、チャシバスゲを区別する練習も行いました。
 2日目の午前は、『日本のスゲ』刊行後に新たに記載されたスゲ属植物についての解説を受けました。その後、ばらと霊園近くの石狩川河川敷、石狩川マクンベツ湿原、ハマナスの丘公園にバスで移動し、野外観察・採集を行いました。



植物パラタクソノミスト養成講座(初級)
講師:加藤 ゆき恵(北大大学院農学院)
高橋 英樹(北大総合博物館・教授)
日時:2009年7月4日(土)~7月5日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:12名
内容:
 1日目の午前は、まず、植物の分類、系統に関する講義を受け、その後、植物の標本・標本庫の役割についての講義を受け、標本庫を見学しました。午後からは、班ごとに植物の観察、採集を行い、その後、採集した植物を新聞に挟み、押し葉標本を作る作業を行いました。
 2日目の午前は、『絵とき検索表』の使い方、植物の形態用語などについての解説を受けた後、博物館で用意した植物標本を使って班ごとに話し合いながら標本同定を行いました。午後からは、1日目に採集した標本を使って、絵合わせ同定をした後、形態の確認を行いました。また、各自が同定した植物のラベルの作成や、乾燥・ラベル作成済み標本を台紙に貼付する作業も行いました。



植物パラタクソノミスト養成講座(中級:イネ科植物)
講師:木場 英久(桜美林大学・准教授)
日時:2009年7月12日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:12名
内容:
 午前は、イネ科の用語解説と小穂の基本講義を受け、その後、イチゴツナギ亜科・イネ亜科の小穂観察を行いました。午後からは、北海道のイネ科で普通に見られる種の解説と花序の解説を受け、用意された標本を用いて、イネ科の小穂の変遷とキビ亜科の小穂観察を行いました。
 イネ科植物とはどういう植物かという事を学ぶ上で、障害となっている「用語が難しい」「種類が多い」「見栄えがしない」という壁を取り除くため、基本的な用語解説を受け、様々な種の小穂を解剖して実体顕微鏡で観察し、属や亜科の網羅的な解説を受けました。



魚類パラタクソノミスト養成講座(初級)
講師:河合 俊郎(北大総合博物館・助教)
矢部 衛(北大大学院水産科学院・教授)
今村 央(北大大学院水産科学院・准教授)
日時:2009年8月5日(水)~8月6日(木)
場所:北海道大学函館キャンパス
受講者:7名
共催:北海道大学水産科学院ミニレクチャー
内容:
 1日目の午前は、河合先生より、魚類とは何か、分類学の基礎知識などの講義と、魚類標本の採集方法、翌日の標本作成に向けての標本の作成方法についての講義を受けました。午後からは参加者一人一人に生の魚が配られ、まず、検索表を用いての同定と魚体の測定、各鱗の計測等を行い、その後、生物学的描写(スケッチ)に挑戦しました。
 2日目の午前は、矢部先生より生物の名称や系統分類学、カジカについての講義を受け、続いて今村先生より、日本の魚類学の発展の歴史についての講義を受けました。午後からは、各自、個体を選び、検索表を用いての種の同定、台帳記載、DNA用の肉片の採取、ヒレ立てなどの標本作成実習を行いました。



昆虫パラタクソノミスト養成講座(Jr.・初級)
講師:伊藤 彩子(帯広百年記念館・学芸員)
大原 昌宏(北大総合博物館・准教授)
舘 卓司(北大総合博物館・資料部研究員)
日時:2009年8月6日(木)~8月7日(金)
場所:帯広百年記念館
受講者:9名
備考:お申し込みは、帯広百年記念館まで
共催:帯広百年記念館
内容:
 1日目の午前は、まず、野外へ採集に向かい、スウィーピング、ビーティングによる昆虫採集の方法と採集道具(ネット、吸虫管、毒ビン、三角紙)の使い方の説明後、2班に分かれ、採集を行いました。また、前日にスタッフが仕掛けたマレーズトラップとイエローパントラップについての説明も受けました。午後は、午前中に採集した昆虫の標本作成を行いました。
 2日目は、ハエの標本作成の説明から始まり、次にトンボの標本作成に取りかかりました。その後、前日に各自が採集した昆虫の標本作成を引き続き行いました。午後からは、大原先生より検索表の使い方が説明され、残りの昆虫の標本を作成した後、目レベルまで同定する作業を行いました。



植物パラタクソノミスト養成講座(中級:水草)
講師:山崎 真実(札幌市博物館活動センター・学芸員)
日時:2009年8月22日(土)~23日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:10名
内容:
 1日目の午前中は、モエレ沼に移動し、水草の生活型(抽水植物、浮葉植物、沈水植物、浮遊植物)の解説、水草採集の方法(道具・採り方)、ポイント、留意点などの説明を受けた後、実際に水草を採集しました。午後からは、北大総合博物館に戻り、採集した水草を標本にする実習を行いました。ウキクサなどの小さい水草を、水を張ったバットに浮かべ、標本台紙の表面張力で吸い付ける方法、水に浮かべたヒルムシロなどの中型の水草を標本台紙ですくい上げる方法など、水草独自の標本作製法を実習で学びました。
 2日目は、まず、1日目に採集した標本を、図鑑の検索表を使って同定する実習を行いました。検索表で同定し、図鑑の記載内容と形態を確認後、標本庫に収蔵されている標本と比較して名前を決定するまでの一連の流れを学びました。その後、講師が用意した数種のヒルムシロ属標本を、検索表を使って同定する実習を行い、コウキクサ(液浸標本)やオヒルムシロの花、果実(液浸標本)の観察、標本持ち帰り用の簡易野冊の作成も行いました。



きのこパラタクソノミスト養成講座(初級)
講師:小林 孝人(北大総合博物館・資料部研究員)
日時:2009年9月19日(土)
場所:北大総合博物館
受講者:10名
内容:
 午前中は、キノコとは何かについての講義を受け、卵菌類などがどのような生物学的位置に置かれてきているかなどについて説明を受け、また、遺伝子から得られる情報から生物を分類する分子系統的に見た菌類の生物学的位置についても学びました。講義の後、北大の菌類標本庫(SAPA)を見学し、宮部金吾や今井三子の菌類標本を見学しながら、キノコを観察する方法を学び、どのような特徴によってキノコを見分けるのか、名前を知ることができるのかなどについて教わりました。
 午後からは、まず、北大のキャンパスにキノコ採集に出かけ、大野池周辺などで様々なキノコを採集しました。その後、共同研究室に戻り、顕微鏡の使い方についての説明を受け、キノコの断面を観察し、現地シート(キノコの特徴を書く紙)を記入しました。また、標本ラベルの作成も行いました。



岩石・鉱物パラタクソノミスト養成講座(初級)
講師:在田 一則(北大総合博物館・資料部研究員)
三浦 裕行(北大大学院理学研究院・講師)
日時:2009年9月26日(土)~9月27日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:23名
内容:
 1日目午前に在田先生よる岩石についての講義を受け、午後からは三浦先生による鉱物についての講義を受けました。「鉱物」や「岩石」といった専門用語の解説や、地球の生い立ちや内部構造、岩石が作られる場所についてなど、岩石や鉱物を深く知る上で必要な基礎知識について教わりました。また、常設展示の「アイランドアーク」等で、実際に岩石や鉱物をみながら、それぞれの標本の特徴やでき方についての解説も行われました。
 2日目はA班、B班の2グループに分かれ、午前と午後で交互に、岩石・鉱物の実習を行いました。岩石の実習では、在田先生の指導の下、岩石のでき方や特徴、含んでいる鉱物などについての講義と、肉眼やルーペで観察し、さまざまな岩石の特徴をつかんでもらう実習を行いました。鉱物の実習では、三浦先生の指導の下、20種類の鉱物が用意され、準備されたルーペなどの道具を用いて観察し、鉱物の特徴が書かれた一覧表の中から該当する鉱物を選び出す実習を行いました。



岩石・鉱物野外採集会
講師:松枝 大治(北大総合博物館・教授)
日時:2009年10月10日(土)~11日(日)
場所:夕張市、上士幌町(勢多鉱床)、置戸町、
    生田原町、紋別市(鴻之舞金山)、士別市ほか)
受講者:26名
内容:
 1日目は、北大総合博物館に集合後、バスで赤岩青巌峡下流へ移動し、受講生はハンマーを片手に石を割り、内部を肉眼あるいはルーペを使って観察し、先生に質問をしながら目的の岩石・鉱物を採集しました。その後、足寄動物化石博物館ではデスモスチルスの化石などを見学し、受講生は松枝先生に質問をしながら見学を楽しみました。宿泊施設に到着後は、午後8時より松枝先生やサポーターの方のプレゼンテーションをお酒などを飲みつつ聴講し、その後も岩石鉱物談義に花を咲かせながら1日目を終えました。
 2日目は、生憎の雨の中、生田原公園では、松枝先生の解説のもとシリカシンターを観察し、鴻之舞鉱山で熱心に岩石採集を行ったほか、管理事務所の職員の案内で坑口内の見学を行い、昼食後は鴻之舞鉱山資料館に移動し、資料館の方による解説を聞きながら、展示されている開拓資料や鴻之舞鉱山資料の見学を行いました。その後、岩尾内湖に移動し、斑レイ岩、リチア電気石、角閃石などの採集を行いました。


 
2008年度パラタクソノミスト養成講座

岩石パラタクソノミスト養成講座(中級)
講師:在田 一則(北大総合博物館・資料部研究員)
日時:2008年11月22日(土)~11月23日(日)
場所:北大総合博物館・高等教育機能開発総合センター
受講者:12名
内容:
 中級は岩石・鉱物初級講座受講生を対象に開講されました。1日目は午前に地球の階層構造についての講義の後、岩石の肉眼鑑定と試料や天秤を用いての密度測定実験が行われました。2日目は午前に変成岩と地層についての講義が行われ、偏光顕微鏡を用いた岩石の鑑定実習が行われました。



鉱床パラタクソノミスト養成講座(中級)
講師:松枝 大治(北大総合博物館・教授)
日時:2008年12月6日(土)~12月7日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:7名
内容:
 1日目午前は、レアメタルクライシスや環境問題、水資源問題などの身近な問題をからめながら、岩石・鉱床・鉱物・鉱石などの用語の違いなど、鉱床学の基礎知識、鉱床学の果たす役割など幅広い講義が行われました。午後は博物館に展示されている鉱石を松枝先生の解説のもと、博物館見学が行われました。2日目は偏光顕微鏡と鉱石の同定に関する講義の後、偏光顕微鏡を用いた実習が行われました。



化石パラタクソノミスト養成講座(初級)
講師:小林 快次(北大総合博物館・助教)
日時:2008年12月7日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:5名
内容:
 実習室で脊椎動物の進化とからだの構造や化石の同定方法とプロセスなどの講義、化石の計測やスケッチの実習が行われました。その後、博物館3階展示室に移動し,展示されている化石を小林先生の案内のもとで同定実習を行ないました。



鉱物パラタクソノミスト養成講座(中級)
講師:三浦 裕行(北大大学院理学研究院・講師)
松枝大治(北大総合博物館・教授)
日時:2008年12月13日(土)~12月14日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:7名
内容:
 X回解析装置の台数の関係上、7名の受講者を2班にわけ、13日と14日に別々に受講していただきました。天然の鉱物は産地や産状により色や形が変化するので、肉眼だけでは判断の難しい場合が多くあります。そのような場合に、このX線回析装置による同定が行われる。午前はX線回析理論とX線を用いた鉱物の同定方法についての講義が行われました。午後からは理学研究院の実習室に移動し,鉱物を粉状にすり潰した後、X線回析装置に入れ、解析が行われました。その後、得られたデータから鉱物の同定が試みられました。



コケ植物パラタクソノミスト養成講座(初級)
講師:内田 暁友(斜里町立知床博物館・学芸員)
日時:2009年1月10日(土)
場所:北大総合博物館
受講者:10名
内容:
 午前はコケについての基礎的な講義が行われました。午後からは実体顕微鏡と光学顕微鏡の使い方の説明の後、数種のコケの同定が行われました。同定には外部形態観察だけではなく、切片を切り出し、その断面を観察する方法や細胞を染色し観察する方法等、初歩的な同定操作が紹介されました。



昆虫パラタクソノミスト養成講座(初級)
講師:大原 昌宏(北大総合博物館・准教授)
澤田 義弘(大阪府箕面公園昆虫館・学芸員)
日時:2009年1月24日(土)~1月25日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:14名
内容:
 1日目は午前に昆虫採集の方法や昆虫の種類や分類についての基礎的な講義が行われました。午後からは、実体顕微鏡を操作して、アルコールに浸けられた昆虫標本(液浸標本)を観察し、検索表を使いながら「目」までの昆虫同定が行われました。2日目は液浸標本の同定を引き続き行った後で、液浸標本から乾燥標本を作成する方法を学んでいただきました。



鉱物パラタクソノミスト養成講座(上級)
講師:三浦 裕行(北大大学院理学研究院・講師)
日時:2009年2月7日(土)
場所:北大総合博物館
受講者:3名
内容:
 上級は鉱物中級受講者を対象に行われた。中級では予め準備されたサンプルを用いたが、上級では受講生は自分たちで採取してきた試料を持ち込み、X線回析装置とコンピューターシステムを使用して、同定することを行ないました。中級と同様に何度も行うことによって、この方法に慣れてもらうことができました。



イネ科植物パラタクソノミスト養成講座(中級)
講師:木場 英久(桜美林大学・准教授)
日時:2009年2月8日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:10名
内容:
 イネ科植物は分類が難しいとされています。今回の講座では、イネ科植物の小穂や小花を実体顕微鏡で観察することによって、イネの基本形態と分類形質を認識し、それを用いた同定方法を学んでいただきました。



甲虫目昆虫パラタクソノミスト養成講座(中級)
講師:大原 昌宏(北大総合博物館・准教授)
澤田 義弘(大阪府箕面公園昆虫館・学芸員)
日時:2009年2月14日(土)~15日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:12名
内容:
 甲虫目昆虫は昆虫の中で最も種数の多いグループで、全動植物の4分の1ともいわれています。本講座ではこの甲虫目昆虫の「科」までの同定を学んでいただきました。虫ピンにさされ、乾燥標本とされた甲虫目昆虫が多数準備され、「科」ごとの説明がされつつ、検索表などを用いた同定が2日間にわたり行われました。



水草パラタクソノミスト養成講座(初級)
講師:山崎 真実(札幌市博物館活動センター・学芸員)
日時:2009年2月21日(土)
場所:北大総合博物館
受講者:8名
内容:
 午前は水草の採集方法や標本作製方法等の基本講義が行われました。午後からは道内に自生する水草Sparganium(ミクリ属)標本が多数準備され、実体顕微鏡の扱い方等の説明の後、実体顕微鏡を用いて標本の細部までを観察し、同定の実習が行われました。



鉱床パラタクソノミスト養成講座(上級)
講師:松枝 大治(北大総合博物館・教授)
高橋 亮平(九州大学工学研究院・非常勤研究員)
日時:2009年2月21日(土)~22日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:6名
内容:
 1日目は午前に鉱物の研磨片作製法、反射顕微鏡による鉱石鉱物の反射率・微小硬度測定及び鉱物中に取り込まれた流体含有物に関する基礎講義が行われました。午後からは岩石カッターや研磨機などを使って、反射顕微鏡で鉱物を検鏡するための試料の作成を行ないました。2日目は鉱石鉱物を同定するために顕微鏡下でVickers硬度と反射率の測定を行いました。また、鉱物を作ったときに取り込まれた水の性質(温度・塩濃度)を調べるために、用意された金鉱床から産した石英試料(両面研磨薄片)を用い、加熱冷却顕微鏡下での均質化温度と氷点温度測定の実験を行いました。



岩石・鉱物パラタクソノミスト養成講座(初級)
講師:在田 一則(北大総合博物館・資料部研究員)
三浦 裕行(北大大学院理学研究院・講師)
日時:2009年2月28日(土)~3月1日(日)
場所:北大総合博物館
受講者:18名
内容:
 1日目午前に在田一則氏よる岩石の講義が開講され、午後からは豊遙秋氏による教育GPセミナー「世界の博物館における鉱物展示より見えるもの」を受講の後、三浦裕行氏よる鉱物の講義が開講されました。2日目は受講者をA班、B班の2グループにわけ、午前はA班が岩石の同定を、B班が鉱物の同定を受講してもらい、午後に班を交代させ、岩石・鉱物の同定方法を学んでいただきました。初級では、ルーペを用いた肉眼鑑定の仕方や塩酸や過酸化水素水を鉱物にかけて反応を観察し、同定する方法などが紹介されました。




    


教育GPシンポジウム


2010年度北海道大学教育GPシンポジウム
   「大学博物館から拓く学生教育の未来3」

日時:2009年12月18日(土) 13:30~17:00
場所:北大総合博物館1階「知の交流」コーナー
定員:60名
(事前申込み不要。60名以上になりましたら立ち見となります。)

プログラム:
13:30~13:45 挨拶
  脇田稔(北海道大学・副学長・教育改革室長)
13:45~13:50 シンポジウム趣旨説明
  天野哲也(北海道大学総合博物館・教授)
13:50~14:30 講演3
「九州大学総合研究博物館での実践的取り組み」
  三島美佐子(九大総合研究博物館・准教授)
14:30~15:10 講演2
「デザイン思考とミュージアム」
  平井康之(九州大学大学院・准教授)
15:10~15:20 休憩
15:20~16:00 講演3
「北大教育GP『博物館を舞台とした体験型全人教育の推進』―3年間の取り組みの成果と課題」
  河原法子(北大総合博物館・スタッフ)
  桜庭那々美(北大大学院・大学院生)
16:00~16:40 講演4
「学芸員の専門性とプロフェッショナリズム―新しい学芸員養成課程における人材育成の可能性と限界を考える」
  水嶋英治(常磐大学大学院・教授)
16:40~17:00 総括・質疑応答


2010年度北海道大学教育GPシンポジウム報告書


2009年度北海道大学 教育GPシンポジウム
   「大学博物館から拓く学生教育の未来2」

日時:2009年12月19日(土) 13:30~17:00
場所:北大総合博物館「知の交流」コーナー
定員:60名
(事前申込み不要。60名以上になりましたら立ち見となります。)

プログラム:
13:30~13:45 挨拶
小野寺彰(北海道大学高等教育機能開発総合センター・センター長補佐)
13:45~13:50 シンポジウム趣旨説明
高橋英樹(北大総合博物館・教授)
13:50~14:35 講演1
「教育活動のデザイン―問題解決から価値創造へ」
松本文夫(東京大学総合研究博物館・特任准教授)
14:35~15:20 講演2
「広島大学総合博物館におけるエコキャンパスの取組と学生教育」
清水則雄(広島大学総合博物館・学芸職員)
15:20~15:35 休憩
15:35~16:20 講演3
「北大教育GP・社会体験型科目の挑戦―HoUM Tシャツ制作プロジェクトを事例として」
湯浅万紀子(北大総合博物館・准教授)
小俣友輝(北海道大学総合博物館・助教)
小嶋将平(北海道大学農学部1年)
松田純桂(北海道大学水産学部2年)
16:20~17:00 総括・質疑応答
17:00~19:00 懇親会


2009年度北海道大学教育GPシンポジウム報告書(zip版)(15.2MB)


2008年度北海道大学 教育GPシンポジウム
   「大学博物館から拓く学生教育の未来」

日時:2009年1月20日(火) 13:30~17:30
場所:北大総合博物館「知の交流」コーナー
定員:70名
(事前申込み不要。70名以上になりましたら立ち見となります。)

プログラム:   13:30~13:40 挨拶
脇田稔(北大理事・副学長、教育改革室長)
13:40~13:45 シンポジウム趣旨説明
高橋英樹(北大総合博物館 教授)
13:45~14:30 講演1
「ミュージアム・テクノロジーと複合教育プログラム」
西野嘉章(東京大学総合研究博物館 教授)
14:30~15:15 講演2
「大学総合博物館で体験型全人教育」
大野照文(京都大学総合博物館 教授)
15:15~15:30 休憩
15:30~16:15 講演3
「学生とともに研究を開く展覧会 -トラベリング・
ミュージアムin台湾の実践から」
落合雪野(鹿児島大学総合研究博物館 准教授)
16:15~17:00 講演4
「北大総合博物館における学生教育の展開」
高橋英樹(北大総合博物館 教授)・
湯浅万紀子(北大総合博物館 准教授)
17:00~17:30 総括・質疑応答


2008年度北海道大学教育GPシンポジウム報告書


    


教育GP主催「卒論ポスター発表会」


 北海道大学教育GPでは、「HOKUDAIミュージアムマイスター」認定コースの社会体験型科目の一環として卒論ポスター発表会を開催しています。北海道大学を卒業するさまざまな学部・分野大学生が、4年間の研究の成果について、A0サイズ1枚のポスターにまとめて発表します。学会での発表とは異なり、一般市民や他分野の学生にも理解できるようなポスターを作成し、わかりやすく説明することが求められます。
 また、会期中に会場を訪れた学内外の方々の審査・投票により決定する「来館者賞」と、数名の審査員の審査・投票により決定する「優秀賞」を設けており、優れたポスター発表には、賞状と副賞が授与されるほか、参加賞も授与されます。

 
2010年度北大教育GP「卒論ポスター発表会」

 今回は、11名の学部4年生(農学部4名、文学部4名、理学部1名、工学部1名、水産学部1名)が参加し、自分の卒業研究をまとめたポスターを掲示し、わかりやすく発表します。当日は、北大cafeプロジェクトによる募金制のカフェも開設されます。温かいコーヒーをご用意してお待ちしておりますので、みなさまお誘い合わせの上、お気軽にご来場ください。また、2日間の来館者の投票により「来館者賞」を決定しますので、投票にもぜひご参加ください。


日  時:2011年2月26日(土)~27日(日)、
      10:00~16:00(両日とも)
会  場:北大総合博物館「知の交流」コーナー

~ プログラム ~

【ポスター展示】
  2月26日(土) 10:00~ 2月27日(日) 16:00
【投票期間】
  2月26日(土) 10:00~ 2月27日(日) 15:00
【ポスター発表】
  2月27日(日) 10:00~16:00
【PRタイム】
  2月27日(日) 13:30~14:00
【表彰式】
  2月27日(日) 15:30~16:00
【撤去】
  2月27日(日) 16:00~16:30


※ 発表時間
 2月27日は、10時より16時まで、発表者がポスターの前に立ち、卒業研究についてわかりやすく説明するほか、質問等にお応えします。

※ PRタイム
 2月27日13時半からのPRタイムでは、会場内のスクリーンに9枚のポスターを次々に映し出し、発表者が一人3分程度でそれぞれのポスターの概要やポイント等をPRします。







*****

 2日間の運営は、PR(ポスター・チラシのデザイン、印刷と発送)、会場レイアウトなどの準備、当日の発表会と講評会の司会も含めて、北大カフェプロジェクトの学生達が担います。

 また、両日とも10時から15時半に、会場では、北大カフェプロジェクトによる募金制のカフェを開設します。温かいコーヒー等をご用意してお待ちしております。





発表者募集

 

 
2009年度北大教育GP「卒論ポスター発表会」

 今回は、9名の学部4年生(理学部3名、農学部1名、文学部2名、経済学部1名、教育学部1名、水産学部1名)が参加し、自分の卒業研究をまとめたポスターを掲示し、わかりやすく発表します。当日は、北大cafeプロジェクトによる募金制のカフェも開設されます。温かいコーヒーをご用意してお待ちしておりますので、みなさまお誘い合わせの上、お気軽にご来場ください。また、2日間の来館者の投票により「来館者賞」を決定しますので、投票にもぜひご参加ください。


日  時:2010年2月27日(土)~28日(日)、
      10:00~16:00(両日とも)
会  場:北大総合博物館「知の交流」コーナー

~ プログラム ~

【掲示】
  2月27日(土)  9:00~10:00
【ポスター展示】
  2月27日(土) 10:00~ 2月28日(日) 16:00
【投票期間】
  2月27日(土) 10:00~ 2月28日(日) 15:00
【発表時間】
  2月28日(日) 10:00~16:00
【PRタイム】
  2月28日(日) 13:30~14:00
【表彰式】
  2月28日(日) 15:30~16:00
【撤去】
  2月28日(日) 16:00~16:30


※ 発表時間
 2月28日は、10時より16時まで、発表者がポスターの前に立ち、卒業研究についてわかりやすく説明するほか、質問等にお応えします。

※ PRタイム
 2月28日13時半からのPRタイムでは、会場内のスクリーンに9枚のポスターを次々に映し出し、発表者が一人3分程度でそれぞれのポスターの概要やポイント等をPRします。









*****

 2日間の運営は、PR(ポスター・チラシのデザイン、印刷と発送)、会場レイアウトなどの準備、当日の発表会と講評会の司会も含めて、北大カフェプロジェクトの学生達が担います。

 また、両日とも10時から15時半に、会場では、北大カフェプロジェクトによる募金制のカフェを開設します。温かいコーヒー等をご用意してお待ちしております。


発表者募集

 

 
2008年度北大教育GP「卒論ポスター発表会」

日  時:2009年2月26日(木)~27日(金)、10:00~16:00
会  場:北大総合博物館「知の交流」コーナー
参加費:無料(事前申し込み不要)

~ プログラム ~

2月26日(木)
 10時~16時  ポスター展示  ← 一般来館者による投票
2月27日(金)
 10時~14時  ポスター展示  ← 一般来館者による投票
14時~16時  コアタイム、講評会&表彰式
14時~ 発表者は、市民5名と教職員5名から成る審査員、来館者に対して、ポスター発表を行い、質疑応答する。
15時15分~15時45分 審査と集計
15時45分~16時 講評会&表彰式 館長より表彰と講評

*「北大教育GP卒論発表 優秀賞」、 「北大教育GP卒論発表 来館者賞」、 参加賞






*****
運営
2日間の運営は、PR(ポスター・チラシのデザイン、印刷と発送)、表彰状のデザインなどの準備、当日の発表会と講評会の司会も含めて、カフェ学生達が担います。
両日とも10時から15時半に、会場では、募金制のカフェを開設します。



    


「学生参加プロジェクト」


  北海道大学教育GPでは、ミュージアムマイスター認定制度の社会体験型科目の一環として、学生参加プロジェクトを実施しています。本プロジェクトは、学生が市民対象の大学博物館活動の企画・制作・運営・評価などに参加し、学生同士や博物館の市民ボランティアと協働することで、協調性や自主性、コミュニケーション能力、マネージメント能力を有し、社会性を備えた人材を養成することを目的としています。多くの学生や大学院生が各プロジェクトに集い、専門や年齢の垣根を越えて協働し、専門の授業や普段の学生生活では味合うことのできない貴重な社会体験の場となることを期待しています。


【第4弾】

「学生参加プロジェクト」の第4弾として、以下の4つのプロジェクトを開講します。北大生であれば誰でも参加することできますので、お誘い合わせの上、奮ってご応募ください。


水産科学館展示リニューアルプロジェクト

担当:河合俊郎、安井肇、水田浩之
内容:海藻に関わる展示の解説パネルの制作に
  取り組みます。
   資料の展示設営を行ないます。
締切:10月15日
開講時期:10月以降
単位:ミュージアムマイスター認定コース
  「社会体験型科目」2クレジット








展示解説入門

担当:藤田良治・湯浅万紀子
内容:2月開催予定の展示解説ツアーに向けて、
  2週間に1回のミーティングを重ねながら、
  事前講義、台本作成等の準備、リハーサルを
  行い、展示解説に取り組みます。
   展示解説ツアーの企画、広報、運営も担当
  します。
締切:10月15日
開講時期:10月〜3月
単位:ミュージアムマイスター認定コース
  「社会体験型科目」2クレジット




キャンパスツアー活動(初・中級II)

担当:高橋英樹・渡辺保史
内容:「キャンパスツアー活動」の初・中級編と   して、北大キャンパスや北大総合博物館につ   いての基礎知識を学び、自ら資料や情報を   収集、整理、編集し、「キャンパスガイド   マップ」の制作に取り組みます。
   北大CoSTEPのメンバーと恊働で1枚のマッ   プを作成し、2月発行の『リテラポプリ』へ   の掲載を目指します。
   将来、キャンパスツアーを行うための   基礎を学び、下地を作ります。
締切:10月15日
開講時期:10月以降(2週間に1回程度、
  2時間程度のミーティングを行う)
単位:ミュージアムマイスター認定コース
  「社会体験型科目」2クレジット




総合博物館のガイドブックの制作

担当:小林快次・藤田良治・湯浅万紀子
内容:総合博物館ガイドブック学生版の編集作業
  全般に取り組みます。
   前回から継続して参加する人は、原稿の
  推敲を重ね、編集にも携わります。
   執筆者、編集者として名前が掲載されます。
締切:10月15日
開講時期:10月以降
単位:ミュージアムマイスター認定コース
  「社会体験型科目」2クレジット




【公募ページ】
   http://museum-sv.museum.hokudai.ac.jp/projects/edu-gp08/kobo/kobo_home5.html


【成果報告ページ】
   http://museum-sv.museum.hokudai.ac.jp/projects/edu-gp08/project/project10_home4.html


【申込方法】(全プロジェクト共通)
  1.希望プロジェクトの名称、
  2.住所 (郵便番号)、
  3. 氏名、
  4. 性別、
  5. 所属・学年、
  6. 電話番号、
  7. メールアドレス、
  8. 応募動機、
  などを明記し、下記までメールにて応募、または、事務局に直接お越しください。

  何かわからないことや聞きたいことがありましたら、下記までお気軽にご連絡ください。


【申込・連絡先】
 教育GP事務局(北海道大学教育GP「博物館を舞台とした体験型全人教育の推進」)
   住所:札幌市北区北10条西8丁目北海道大学総合博物館2階研究支援推進員室内
   TEL・FAX:011-706-4704
   メールアドレス:ts3110@museum.hokudai.ac.jp
   ホームページ:http://museum-sv.museum.hokudai.ac.jp/projects/edu-gp08/


【第3弾】

「学生参加プロジェクト」の第3弾として、以下の4つのプロジェクトを開講します。北大生であれば誰でも参加することできますので、お誘い合わせの上、奮ってご応募ください。


オリジナルTシャツの製作

担当:安藤文絵(デザイナー)・湯浅万紀子
内容:
    ミュージアムショップで7月に販売開始する
  2種類の博物館オリジナルTシャツのデザイン、
  広報などに取り組みます。

締切:4月末
開講時期:5月~6月、5回の集中講義、
  日程は応相談。
単位:ミュージアムマイスター認定コース
   「社会体験型科目」1クレジット




企画展示「アラスカの恐竜展」の展示制作・展示解説

担当:小林快次・湯浅万紀子
内容:
    今夏に総合博物館で開催される「アラスカの恐
  竜展」の展示制作と、展示解説に取り組みます。

    展示制作は、展示パネル・キャプションの制作、
  展示空間づくり等に参加します。

    展示解説は、事前講義・実習を経て、会期中5日
  間の展示解説に取り組みます。毎回の解説を反省
  し、事後指導を受け、次回の取り組みに活かします。

締切:4月末(展示制作)、5月末(展示解説)
開講時期:展示制作/5月~6月末、
        展示解説/6月中旬~会期中
          (解説は会期中5日間)
単位:ミュージアムマイスター認定コース
   「社会体験型科目」1クレジット(展示制作)、
   1クレジット(展示解説)




総合博物館のガイドブックの制作

担当:小林快次・湯浅万紀子
内容:
    総合博物館ガイドブック学生版の解説文執筆と
  編集業務全般に取り組みます。

    当該展示室の担当教員、監修教員、そして最終
  的には全教員の確認を経た文章が掲載されます。

    執筆者として名前が掲載されます。

締切:4月末
開講時期:5月~7月、10回(未定)の集中講義、
   日程は応相談。
単位:ミュージアムマイスター認定コース
   「社会体験型科目」2クレジット




平成遠友夜学校の運営

担当:藤田正一・湯浅万紀子
内容:
    毎週火曜日に行われる市民向け講座「平成遠
  友夜学校」の2010年度前期の運営業務全般に
  参加します。

    10回以上の講義運営に参加するほか、1回の
  講義を担当します。

    ポートフォリオを提出し、レポート課題1件も提出
  します。

締切:4月末
開講時期:5月~9月
単位:ミュージアムマイスター認定コース
   「社会体験型科目」1クレジット




【公募ページ】
   http://museum-sv.museum.hokudai.ac.jp/projects/edu-gp08/kobo/kobo_home4.html


【成果報告ページ】
   http://museum-sv.museum.hokudai.ac.jp/projects/edu-gp08/project/project10_home3.html


【第2弾】

「学生参加プロジェクト」の第2弾として、以下の3つのプロジェクトを開講します。北大生であれば誰でも参加することできますので、お誘い合わせの上、奮ってご応募ください。


水産科学館展示リニューアルプロジェクト

担当:河合俊郎
内容:
   北大の魚類研究者が発見した130種を超える
  新種の解説パネルの制作に取り組む。

   新種論文等の文献収集、展示設営。

※ 本プロジェクトは、函館キャンパスでの開講です。

締切:2月5日(金)
開講時期:2月以降
単位:ミュージアムマイスター認定コース
   「社会体験型科目」2クレジット








「マキシモビッチ展」の展示制作・展示解説

担当:高橋英樹
内容:
  【展示制作】3月開催の「マキシモビッチ展」の
   展示パネル・キャプション・展示物等の制作活
   動に参加する。

  【展示解説】3月開催の「マキシモビッチ展」での
   展示解説に取り組む。事前講義、実習、リハー
   サル、事後指導有り。

締切:2月8日(月)
開講時期:【展示制作】2月中旬~3月14日、
       【展示解説】3月上旬~企画展開催期間中
単位:ミュージアムマイスター認定コース
   「社会体験型科目」1クレジット(展示制作)
   1クレジット(展示解説)




キャンパスツアー活動(初・中級)

担当:高橋英樹
内容:
   「キャンパスツアー活動」の初・中級編として、
  北大キャンパスや北大総合博物館についての基礎
  知識を学び、自ら資料や情報を収集、整理、編集し、
  「キャンパスガイドマップ」の制作に取り組みます。

※ 応募者が3名に満たない場合は、開講しません。

締切:3月31日(水)
開講時期:4月上旬~6月下旬
   (2週間に1回、2時間程度のミーティングを行う。)
単位:ミュージアムマイスター認定コース
   「ステップアップ科目」1クレジット




【公募ページ】
   http://museum-sv.museum.hokudai.ac.jp/projects/edu-gp08/kobo/kobo_home3.html


【成果報告ページ】
   http://museum-sv.museum.hokudai.ac.jp/projects/edu-gp08/project/project09_home2.html


【第1弾】

「学生参加プロジェクト」の第1弾として、以下の5つのプロジェクトを開講しました。


オリジナルTシャツの製作

担当:安藤文絵(デザイナー)・小俣友輝・
   湯浅万紀子
内容:
    オリジナルTシャツのデザインなどの製作
  実務に取り組みます。

    7月20日までの5回の集中講義。日程は
  受講者が確定次第、相談し決定します。

締切:6月末
開講時期:7月
単位:ミュージアムマイスター認定コース
   「社会体験型科目」1クレジット








企画展「生物多様な部屋」の展示解説

担当:馬渡駿介・阿部剛史・小俣友輝・
   湯浅万紀子
内容:
    8月1日から9月27日まで開催される企画
  展で開催期間中5日間、展示解説し、来館者と
  対話します。

    同展企画者による講義と展示室での実習
  (各1回)を受け、リハーサルを経て対応します。

    毎回の解説を反省し、次回の取り組みに活か
  します。

締切:7月15日
開講時期:7月下旬~企画展示開催中。日程は
   受講者が確定次第、相談し決定します。
単位:ミュージアムマイスター認定コース
   「社会体験型科目」1クレジット




企画展示「疋田豊治ガラス乾板写真展」の展示制作・展示解説

担当:北村清彦・谷古宇尚・鈴木幸人・
   浅沼敬子・湯浅万紀子・河合俊郎
内容:
    10/24から11/23まで文学研究科と総合
  博物館共催で開催される「疋田豊治ガラス乾板写
  真」展の展示制作と、展示解説(会期中5日間)に
  取り組みます。

    展示制作については、展示設営・撤収の他、
  広報、図録制作、関連シンポジウムの運営などの関
  連業務に取り組みます。

    展示解説については、企画者による講義と
  展示室での実習(各1回)を受け、リハーサルを経て
  対応します。毎回の解説を反省し、次回の取り組み
  に活かします。

締切:7月5日(展示制作)、9月末(展示解説)
開講時期:(展示制作)8月~11月下旬、
    展示解説)10月以降~企画展開催期間中
単位:ミュージアムマイスター認定コース
   「社会体験型科目」2クレジット(展示制作)、
   1クレジット(展示解説)




北大総合博物館ガイドブックの制作

担当:小林快次・小俣友輝・湯浅万紀子
内容:
    2010年3月末完成予定のハンディタイプの
  ガイドブックの目次構成やデザインを検討し、
  解説文の執筆と編集作業に取り組みます。

    当該展示室の担当教員、監修教員、そして最終
  的には全教員の確認を経た文章が掲載されます。

    執筆者として名前が掲載されます。

締切:8月末
開講時期:9月以降
単位:ミュージアムマイスター認定コース
   「社会体験型科目」2クレジット




平成遠友夜学校の運営

担当:藤田正一・湯浅万紀子
内容:
    毎週火曜日に遠友夜学舎で行われている教員
  ・学生による市民向け講座「平成遠友夜学校」の
  2009年度後期の運営に参加し、講師との連絡、
  会場運営を担当します。

締切:9月末
開講時期:10月以降
単位:ミュージアムマイスター認定コース
   「社会体験型科目」1クレジット




【公募ページ】
   http://museum-sv.museum.hokudai.ac.jp/projects/edu-gp08/kobo/kobo_home.html


【成果報告ページ】
   http://museum-sv.museum.hokudai.ac.jp/projects/edu-gp08/project/project09_home.html



    


教育用解説看板


 北海道大学教育GPでは、キャンパス内および植物園内の各所に、主に導入科目のための教育基盤整備として、キャンパスの教育資源を利活用するため、教育用解説看板を設置しています。

 
2008年度設置教育用解説看板

 2008年度は、北海道大学埋蔵文化財調査室の協力のもと、同調査室が実施した構内遺跡の調査地点から代表的な15ヶ所を選定し、人類遺跡トレイルとして教育用解説看板を設置しました。発掘調査の成果や遺跡の立地などの情報を提供しています。


キャンパス内に設置された教育用解説看板




関連行事

第1回北海道大学人類遺跡トレイル・ウォーク   

第2回北海道大学人類遺跡トレイル・ウォーク
     

第3回北海道大学人類遺跡トレイル・ウォーク   

第4回北海道大学人類遺跡トレイル・ウォーク   


 
2009年度設置教育用解説看板

 2009年度は、北海道大学工学研究科建築史意匠学研究室の協力のもと、北大キャンパスの南部に位置する建築歴史的建造物等から代表的な13ヶ所を選定し、建築遺産トレイルとして教育用解説看板を設置しました。建設された当時の様子や建造物等の概要などの情報を提供しています。


キャンパス内に設置された教育用解説看板





    


教育GP関連出版物

2010年度出版物一覧
『パラタクソノミスト養成講座―土器(初級)土器の観察・記録編』(B5版)

 パラタクソノミスト養成講座用のテキストとして『パラタクソノミスト養成講座―土器(初級)土器の観察・記録編』(ガイドブックシリーズ5)を編集・出版しました。


 テキストご希望の方は教育GP事務局までご連絡ください。
『パラタクソノミスト養成講座―土壌ダニ(初級・中級)採集・標本作製編』(B5版)

 パラタクソノミスト養成講座用のテキストとして『パラタクソノミスト養成講座―土壌ダニ(初級・中級)採集・標本作製編』(ガイドブックシリーズ6)を編集・出版しました。


 テキストご希望の方は教育GP事務局までご連絡ください。
『パラタクソノミスト養成講座―鉄器の観察・記録・保存法(初級)編』(B5版)

 パラタクソノミスト養成講座用のテキストとして『パラタクソノミスト養成講座―鉄器の観察・記録・保存法(初級)編』(ガイドブックシリーズ7)を編集・出版しました。


 テキストご希望の方は教育GP事務局までご連絡ください。
『パラタクソノミスト養成講座―マルハナバチ属昆虫(中級)編』(B5版)

 パラタクソノミスト養成講座用のテキストとして『パラタクソノミスト養成講座―マルハナバチ属昆虫(中級)編』(ガイドブックシリーズ8)を編集・出版しました。


 テキストご希望の方は教育GP事務局までご連絡ください。
『パラタクソノミスト養成講座―石器(初級)編』(B5版)

 パラタクソノミスト養成講座用のテキストとして『パラタクソノミスト養成講座―石器(初級)編』(ガイドブックシリーズ9)を編集・出版しました。


 テキストご希望の方は教育GP事務局までご連絡ください。
『パラタクソノミスト養成講座―鉱床(初級)鉱床鉱物の観察・同定編』(B5版)

 パラタクソノミスト養成講座用のテキストとして『パラタクソノミスト養成講座―鉱床(初級)鉱床鉱物の観察・同定編』(ガイドブックシリーズ10)を編集・出版しました。


 テキストご希望の方は教育GP事務局までご連絡ください。
『<改訂版>北大エコキャンパス読本―考古学編―遺跡群から見た北大キャンパスと周辺域の歴史』(A4版)

 実習教育を効率的に進めるため、キャンパスを利活用した演習用テキストとして、キャンパス内遺跡に関する考古版の改訂版である『<改訂版>北大エコキャンパス読本―考古学編―遺跡群から見た北大キャンパスと周辺域の歴史』を編集・出版しました。


 テキストご希望の方は教育GP事務局までご連絡ください。
『北大エコキャンパス読本―建築遺産編』(A4版)

 実習教育を効率的に進めるため、キャンパスを利活用した演習用テキストとして、新たに、キャンパス内の歴史的建造物に関する建築遺産版として『北大エコキャンパス読本―建築遺産編』を編集・出版しました。


 テキストご希望の方は教育GP事務局までご連絡ください。
『HOKUDAI Museum Meister 2010年度開講科目一覧』(A4版)

 「HOKUDAIミュージアムマイスター」認定コースを広く全学にPRし、多くの学生に参加してもらうため、本認定コースおよびクレジット認定科目に関するパンフレットを編集・作成しました。

 WEB版 / PDFファイル・ダウンロード(zip版)(8.1MB)
『北大エコキャンパス植物編改訂版第3刷』(A4版)

 実習教育を効率的に進めるため、キャンパスを利活用した演習用テキストとして、既に実績のある植物版を改訂し、『北大エコキャンパス植物編改訂版第3刷』を編集・出版しました。


 テキストご希望の方は教育GP事務局までご連絡ください。
『2010年度北海道大学教育GPシンポジウム「大学博物館から拓く学生教育の未来3」報告書』(A4版)

 本取組を広く全国に発信するとともに、他大学博物館の教育普及活動等との比較・検討を行い、大学博物館の持つ教育機能についての課題を議論し、明確化することを目的に、東京大学総合研究博物館、広島大学総合博物館の教職員を講師に招き、大学博物館教育シンポジウムを開催し、『2010年度北海道大学教育GPシンポジウム「大学博物館から拓く学生教育の未来3」報告書』を編集・作成しました。


 テキストご希望の方は教育GP事務局までご連絡ください。
『パラタクソノミスト養成講座―昆虫(初級)目までの分類と同定編』(B5版)

 パラタクソノミスト養成講座用のテキストとして『パラタクソノミスト養成講座―昆虫(初級)目までの分類と同定編』(ガイドブックシリーズ)を編集中です。

(近日発行予定)




2009年度出版物一覧
『北海道大学教育GP「博物館を舞台とした体験型全人教育の推進」平成20年度事業成果報告書』(A4版)

 今年度の事業成果を自己評価し、また、外部評価委員会の評価資料とするため、平成20年度の事業成果を整理し、編集、発行しました。


 報告書ご希望の方は教育GP事務局までご連絡ください。
『北海道大学教育GP「博物館を舞台とした体験型全人教育の推進」平成20年度事業成果・外部評価報告書』(A4版)

 平成20年度の事業成果を整理し、編集、出版した『平成20年度事業成果報告書』に外部評価報告書を付し、再編集、再発行しました。


 報告書ご希望の方は教育GP事務局までご連絡ください。
『パラタクソノミスト養成講座―きのこ(初級・中級)ハラタケ目編―付:ハラタケ目アセタケ科分類(上級)』(B5版)

 パラタクソノミスト養成講座用のテキストとして『パラタクソノミスト養成講座―きのこ(初級・中級)ハラタケ目編―付:ハラタケ目アセタケ科分類(上級)』(ガイドブックシリーズ2)をを編集・出版しました。


 テキストご希望の方は教育GP事務局までご連絡ください。
『パラタクソノミスト養成講座―DNA(初級)編』(B5版)

 パラタクソノミスト養成講座用のテキストとして『パラタクソノミスト養成講座―DNA(初級)編―』(ガイドブックシリーズ3)をを編集・出版しました。


 テキストご希望の方は教育GP事務局までご連絡ください。
『2009年度北海道大学教育GPシンポジウム「大学博物館から拓く学生教育の未来2」報告書』(A4版)

 本取組を広く全国に発信するとともに、他大学博物館の教育普及活動等との比較・検討を行い、大学博物館の持つ教育機能についての課題を議論し、明確化することを目的に、東京大学総合研究博物館、広島大学総合博物館の教職員を講師に招き、大学博物館教育シンポジウムを開催し、『2009年度北海道大学教育GPシンポジウム「大学博物館から拓く学生教育の未来2」報告書』を編集・作成しました。

 PDFファイル・ダウンロード(zip版)(15.2MB)
『パラタクソノミスト養成講座―植物(初級)採集・標本作製編』(B5版)

 パラタクソノミスト養成講座用のテキストとして『パラタクソノミスト養成講座―植物(初級)採集・標本作製編』(ガイドブックシリーズ4)をを編集・出版しました。


 テキストご希望の方は教育GP事務局までご連絡ください。
『HOKUDAI Museum Meister 2010年度開講科目一覧』(A4版)

 「HOKUDAIミュージアムマイスター」認定コースを広く全学にPRし、多くの学生に参加してもらうため、本認定コースおよびクレジット認定科目に関するパンフレットを編集・作成しました。

 WEB版 / PDFファイル・ダウンロード(zip版)(31.8MB)
『北大エコキャンパス植物園編』(A4版)

 実習教育を効率的に進めるため、キャンパスを利活用した演習用テキストとして、新たに『北大エコキャンパス植物園編』を編集・出版しました。


 PDFファイル・ダウンロード(zip版)(10.2MB)
『北海道大学教育GP「博物館を舞台とした体験型全人教育の推進」平成21年度事業成果報告書』(A4版)

 今年度の事業成果を自己評価し、また、外部評価委員会の評価資料とするため、平成21年度の事業成果を整理し、編集、発行しました。


 報告書ご希望の方は教育GP事務局までご連絡ください。


2008年度出版物一覧
『北大エコキャンパス植物編改訂版第2刷』(A4版)

 実習教育を効率的に進めるため、キャンパスを利活用した演習用テキストとして、既に実績のある植物版を改訂し、『北大エコキャンパス植物編改訂版第2刷』を編集・出版しました。


 PDFファイル・ダウンロード(zip版)(436MB)
『北大エコキャンパス読本―考古学編―2009』(A5版)

 実習教育を効率的に進めるため、キャンパスを利活用した演習用テキストとして、新たにキャンパス内遺跡に関する考古版として『北大エコキャンパス読本―考古学編―2009』を編集・出版しました。


 テキストご希望の方は北海道大学学術成果コレクションHUSCAPよりダウンロードください。
『パラタクソノミスト養成講座―昆虫(初級)採集・標本作製編』(B5版)

 パラタクソノミスト養成講座用のテキストとして『パラタクソノミスト養成講座―昆虫(初級)採集・標本作製編』(ガイドブックシリーズ1)を編集・出版しました。


 テキストご希望の方は教育GP事務局までご連絡ください。
『2008年度北海道大学教育GPシンポジウム「大学博物館から拓く学生教育の未来」報告書』(A4版)

 本取り組みを広く全国に発信するとともに、他大学博物館の教育普及活動等との比較・検討を行い、大学博物館の持つ教育機能についての課題を議論し、明確化することを目的に、東京大学総合研究博物館、京都大学総合博物館、鹿児島大学総合研究博物館の教員による大学博物館教育シンポジウムを開催し、『2008年度北海道大学教育GPシンポジウム「大学博物館から拓く学生教育の未来」報告書』を編集・作成しました。

 PDFファイル・ダウンロード(zip版)(15.2MB)
『北海道大学教育GP「博物館を舞台とした体験型全人教育の推進」・リーフレット』(A4版)

 本プログラムの広報(普及)に役立てるため、本プログラムに関するリーフレットを編集・作成しました。

 PDFファイル・ダウンロード(zip版)(3.3MB)
『北海道大学教育GP「博物館を舞台とした体験型全人教育の推進」・リーフレット』(4つ折り版)

 本プログラムの広報(普及)に役立てるため、本プログラムに関するリーフレットを編集・作成しました。

 PDFファイル・ダウンロード(zip版)(3.7MB)
『「HOKUDAIミュージアムマイスター」認定コース・リーフレット』(4つ折り版)

 「HOKUDAIミュージアムマイスター」認定コースを広く全学にPRするため、本認定コースに関するリーフレットを編集・作成しました。

 PDFファイル・ダウンロード(zip版)(2.2MB)