セミナーの概要

北海道大学総合博物館で主催している「博物館セミナー」では、「博物館学」・「博物館に係わる全ての分野」について、いろいろな方に(専門でない方にもわかるように)やさしくお話ししていただいています。


土曜市民セミナー
「北海道のキノコ―森林におけるキノコの役割―」

  • 第225回総合博物館セミナー
  • 講演:五十嵐恒夫/IGARASHI Tsuneo(北海道大学・名誉教授)
  • 日時:2009年9月12日 13時30分〜15時00分
  • 会場:北海道大学総合博物館一階「知の交流コーナー」
  • 参加者:80名
概要

かっては地球上の生物を植物界、動物界に2分して考えており、菌類は植物界の中で最も下等な生物とされていた。1972年にウィタッカーが生物5界説を提示してから、菌類は植物界、動物界と並び菌界として最も進化した生物であると認知されるようになった。菌類の中で、担子菌類と子嚢菌類に属し繁殖器官が大きく肉眼で識別できるものを「キノコ」とよぶ。森林生態系のなかで、キノコは生活活動を通じ、森林の成立、維持、発展に大きい役割を果たしていることを解説する。