自然史科学専攻「博物館コミュニケーション特論」

  • 第1回 4月 9日

     2009年度前期の博物館コミュニケーション得論は、天野教授(考古学)、湯浅准教授(博物館教育学)、小俣助教(博物館情報学)、ウィットビン准教授(総合博物館外国人客員教員)、7名の大学院生が参加し開催された。第1回となる今回は、参加者による自己紹介の後、湯浅准教授より前年度、前々年度の授業内容が紹介された。
     2007年度の授業では、参加者それぞれが思い描く大学博物館のあるべき姿を実現すべく「ヒストリカル・カフェ班」「博物館入り口改善班」「エコ・キャンパス・マップ班」「教科書展示班」「Web班」の5班に分かれての活動を行い、また2008年度は「博物館におけるカフェの役割」に着目し、北大カフェプロジェクトの協力も得て、館内でのカフェの実施と来場者への聞き取り調査を行った(授業報告はhttp://museum-sv.museum.hokudai.ac.jp/activity/education/hakucom/08/に公開中)。
     湯浅准教授による授業紹介の後は、今期授業の方向性についてブレインストーミングを行い、大学博物館に求められるものや目指すべきところなどを確認した。次週も引き続き、この授業で達成する目標設定と具体的なプランニングを行ってゆく。(文責:総合博物館助教 小俣友輝)


  • 第2回 4月16日

     二週目となった今回の授業には、前回と微妙にメンバーが変わった7名の院生が参加した。まずはそれぞれの院生が博物館を見て考えた改善すべき点や、やってみたい企画などを一人ずつ発表した。博物館をきっかけとした教育プログラムや参加メンバーの研究報告会、キャンパスツアーや博物館での演劇発表にいたるまで実にさまざまなアイディアが提案されたが、それらを大別すると「ミュージアムショップのグッズ開発」と「博物館を利用した教育プログラム、ツアーの企画」に二分されたため、メンバーを二つの班に分けてそれぞれの課題にあたることとなった。私(井上)の参加するグッズ開発班では、新たなグッズを作り実際にショップの店頭に並べることを最終目標として設定し、まずは次回の授業までにミュージアムショップの現状を写真に収め、ショップのことを誰よりも知っているはずのスタッフの方々にインタビューを行って内部調査をすることになった。教育プログラム班のほうでも活発な話し合いが行われていたが、どのようなアイディアが出たのだろうか?(文責:理学院自然史科学専攻1年 井上友)


  • 第3回 4月23日

     前回「イベント班」と「グッズ班」に分かれたのを踏まえて、第三回目となる今回の授業では、天野教授による博物館の概要に関する講義と、先週から行ってきた各班の進捗状況の報告を主に行った。講義では博物館と大学博物館の定義や北大博物館の特徴、また、過去に行った実例(エコキャンパス)を挙げながら博物館の活動目的などをご紹介いただいた。それを元に、北大博物館は学術標本をベースに研究・教育・展示が構成されていることや、実学が中心となっていることを確認した。各班の報告では「イベント班」が前回の授業で中学生を対象としたプログラム案が出たことを発表し、現在、ナイト・ミュージアムやバックヤード・ツアー、病院と連携したツアーが他館で企画・実行されていることを共有した。そして、独立したイベントにするのか、何かの企画に追加する形で行うのかという論点が提示された。一方、「グッズ班」はミュージアム・ショップの店員に行ったインタビュー結果を発表した。そして、インタビュー結果から、来客層や売れ筋商品、改善点を明確にし、どのようなグッズが考えられるのか、また、ミュージアム・ショップには何が求められているのかなどを時折実物を交えながら自由に意見交換した。「イベント班」は次週までに各自で思い描くイベント案をより具体的な形として企画書を作り、持ち寄ることとなった。(文責:文学研究科修士1年 井口依子)


  • 第4回 4月30日

     新たなメンバーを迎えての4回目。今回の授業では、まず前回の課題でもあった「教育プログラム企画班」による企画書の報告が行われた。企画内容、対象年齢は様々で「教科書と科学をつなぐ」「理科嫌いのための理科嫌いによる授業」「キャンパス内の自然調査」「風倒被害を受けたポプラの利用」「子供たちによる展示解説体験」「展示物のCM作り」「擬態語による展示物表現」「ミニ展示作り」「目の見えない方への博物館案内」「展示作成の背景を学ぼう」「来館前後で博物館のイメージを絵に描き変化を比較する」といったものが提案された。これらの企画案を踏まえて全員で意見交換をし、教育プログラムの目的や実施後の展開などの情報を共有した。次に班ごとの話し合いが行われた。私が所属している「博物館グッズ開発班」ではショップに来店したお客様へのインタビューを行うことになり、インタビュー方法や注意点について先生方からご指導いただき、班内でのリハーサルを行った。リハーサル後に質問内容や注意事項の再確認を行い、初めてのインタビューに挑むこととなった。(文責:文学研究科研究生 北越美紀子)


  • 5月2日・4日(授業時間外)

     5月2日と4日、グッズ開発班は約100名のショップ利用者の方にインタビュー調査を行った。ゴールデンウィークを利用して多くの方が来館され、ショップに立ち寄って下さった。遠くは広島から来られた方もいらしたし、近所に住んでいるという地元の方もいらした。キャンパスの桜を見に来たついでに博物館に寄ったという方も多かった。調査の心構えや手法について説明を受け、リハーサルして調査に臨んだが、利用者にお声をかける際には緊張した。しかし、利用者の方々から直接お話を伺う時間は楽しくもあり、いろいろなニーズを知ることができて、とても参考になったと思う。かなり具体的にこうしたらよいとアイディアを提案して下さる方もいて、利用者の中に素晴らしい発想が隠されており、調査を実施した意義を感じた。2日間とも調査終了後に湯浅先生の研究室でディスカッションし、情報を共有し、今後の取り組みについての意識を深めた。(皆でいただいた学食やシュークリーム、コーヒーがおいしかった。)この調査を通して、グッズ班メンバーそれぞれがいろいろな刺激を受けたと思う。次回の授業までに各自の考えをなるべく具体化させて、話し合いに臨みたい。
    調査にご協力下さった方々に、心からお礼申し上げます。(理学院自然史科学専攻修士1年 武田増満)


  • 第5回 5月 7日

     ゴールデンウィークも終了し、この授業も五回目を迎えた。今回は初めに、「博物館グッズ開発班」が連休中に行ったショップ利用者100名へのインタビュー調査についての報告、「教育プログラム企画班」の進捗状況や検討すべき課題などについての報告を行い、その後各班に分かれて話し合いを行った。「博物館グッズ開発班」による報告では、実際にインタビューを行ってみたうえでの印象を各班員が述べ、ショップ利用者からの客観的な意見を知ることができた。商品の独自性やデザイン性、実用性を求める意見のほか、内装や利用しやすさなど、ショップ自体の印象についての意見もみられ、利用者が持つ様々なニーズを確認した。今後グッズ班では、今回の調査結果の解析を進めていく予定である。なお、今回は連休を利用して調査を行ったが、平日など時期を変えて行うことで異なる利用者層からの意見も得られるため、今後の調査も重要となる。「教育プログラム企画班」では、時間的な制約も踏まえ、前回提案された企画案の実現可能性などについての検討が行われた。そのなかで、「授業型」と「参加者主体型」を融合させるという新たなプログラムが提案され、今後は「融合型」のプログラムを有力候補として議論を進めていく予定である。総合博物館の利用者層として増加が望まれる中学生・高校生を対象とする予定だが、規模や日程などを検討することが現在の重要な課題である。(文責:文学研究科修士1年 久井貴世)


  • 第6回 5月14日

     あっという間に5月も半ばとなり、参加者8名という少人数体制の中での6回目の授業は、せんとくんグッズの衝撃的な登場から始まった。教育プログラム開発班からは各メンバーから出された企画を融合させた新企画が提案された。学校の授業内容と博物館の展示物を結び付け、参加者が展示物についてのCMやマップを作ることにより主体的に理解を深める、という企画で、まずはその実現に向けて何をすべきかについて話し合いが行われた。イベントに参加する学校とどのようにコンタクトをとるか? イベントに使用する機材はあるのか? このイベントはその後につなげられるものなのか? といったことが話題に上ったが、とりあえずは参加する学校を決定しなくてはならない、ということで、湯浅先生から紹介していただいた学校と連絡を取ることになった。グッズ班のほうでは100件のアンケートをもとに、ミュージアムショップを訪れた人の男女比や年齢構成、誰と来たのか、どこから来たのか、といった情報がグラフで紹介された(武田さんありがとうございました)。また、小俣先生の提案でショップの店長にインタビューさせていただくことになり、その質問内容をどうするかについて各自考えることとなった。(文責:理学院自然史科学専攻1年 井上友)


  • 第7回 5月21日

     この日は、札幌で真夏日が観測され大変暑い1日だった。まず「博物館グッズ開発班」「教育プログラム企画班」共に現在の進行状況、悩みを報告し、意見交換を行った。「博物館グッズ開発班」では、アンケート結果やインタビューによる情報収集を参考にしつつもブルースカイ(青空)の状態に戻り、現実不可能であっても素直にほしいと思うグッズを挙げていった。北大ならではのポプラを再利用したグッズがよいのではないかという意見もあった。「教育プログラム企画班」では、札幌出身メンバーの中学・高校の母校を紹介してもらい、議論の結果、中学3年生を対象にすることにした。そして当日の参加学校の候補を決定し、今月中には学校提出用の企画書を完成し、各校にアプローチをしていく予定となった。そろそろ春から初夏の気配が感じられ、議論できる時間も残りわずかだが2班共によいものを仕上げていきたいと思う。(文責:環境科学院生物圏科学専攻修士1年 関口郁恵)


  • 第8回 5月28日

     フィールドから帰って来てようやくの復帰。博物館グッズ開発班、教育プログラム企画班ともに様々な企画が出され、具体的な内容についての議論が深まっていた。グッズ開発班は段ボールを使った組み立て式のグッズとして、北大総合博物館の名物とも言えるデスモスチルスの全身骨格を計画している。展示室の標本やインターネット掲載の写真を見ただけで作ったとのことだったが、一目見てデスモスチルスと分かるその出来に、古生物を専攻していた者としては期待が膨らんだ。教育プログラム企画班は、中学生の教科書でどれくらいのことができるのかを話し合った。実際に展示室に行き、展示内容を確認しながら構想を膨らませていった。しかし、出版社によって教科書の内容は異なっており、どの教科書を使うかによって企画の幅が大きく変わるであろう印象を受けた。今後はまず候補学校の教科書を確認し、それぞれの教科書でどこまで展示に深く関連付けができるかを確認していくことを決めてこの日の授業を終えた。
    各班ともに具体的な方向性が明確になってきており、今後は企画実現に向けて様々な方面との話し合いを行っていくことになった。(理学院自然史科学専攻修士1年 石田祐也)


  • 第9回 6月 4日

    <博物館グッズ開発班>
     北大祭で構内が賑わう中、これまでの授業で決まってきた内容をより具体的にするべく話し合いが行われた。
    グッズ班はデスモスチルスのダンボールクラフトとリーフレットを活用したペーパークラフトの2点についての開発を進めることになり、それぞれ井上さん、武田さん作の試作品を見ながら今後の方針を検討した。ダンボールクラフトは古生物学の小林快次先生にお見せし、専門的なアドバイスをいただき、監修もしていただけることとなった。ペーパークラフトは建物に関する情報の追加や配布する際のサイズ、レイアウトをどうするかについて意見交換をし、改善点等を修正して博物館での教員会議で提案することとなった。
    この話し合いを基に6月8日(月)に山田店長との打ち合わせが行われ、価格についてのアドバイスやご意見をいただいた。また、博物館に商品を卸している会社があり、共同開発が可能か、可能であればどの程度なのか、確認していただけることになった。
    まだまだ課題は残っているが、商品化に向けて一歩前進した。これからの展開が楽しみである。(文責:文学研究科研究生 北越美紀子)

    <教育プログラム企画班>
     大学祭期間中の今回は、本来授業はないが任意で打ち合わせを行なった。
    教育班は、主に企画内容の改善と、今後決めなければならない事項の確認を行なった。前回の授業で、教科書との関連性を前面に押し出す方向へと転換を行なったが、どうも具体的な内容が浮かばず、行き詰まってしまった。そこで、科学本来の過程を追体験する内容へ変更することとなった。つまり、「なぜ夏は暑く、冬は寒いのか」という疑問から、「地軸の傾き」という理論へと辿り着くように、まずモノや現象ありきでそれを調べることによって、理論が分かるようなプログラムへと変更を行なうこととなった。今回の集まりでは、現在どこに問題があり、何を優先的に行わなければならないのかを明確にできたため、次回からの作業工程の見通しを共有することができた。それにしても、教育班は時間がない。一歩前進したと思ったら、また問題が起き立ち止まるといったような感じである。大丈夫なのだろうか。(文責:文学研究科修士1年 井口依子)


  • 第10回 6月11日

     本日の授業では、グッズ班、教育プログラム班それぞれ以下のような近況報告を行った。
    グッズ班は、デスモスチルスの段ボールクラフトと博物館リーフレット作成の2本立てで今後進めていくということ、またそのことをミュージアムショップの山田店長に報告し、具体的にグッズ開発する時の手続きについて伺ったことを教育プログラム班に報告した。学生の方でグッズ開発に携わるのはグッズのデザインに関することで、販売ルートなどに関しては山田店長や生協に任せるという方向になったことも伝えた。また授業内での話し合いの結果、デスモのクラフトのパッケージの内容は、デスモに関するクイズにするということになった。来週の授業では、メンバーがそれぞれクイズ案を持ち寄って話し合う予定である。
    教育プログラム班の企画内容は、参加する生徒が自分で選んだ標本(こちらで予めいくつか選んでおく)を調べていくという内容になった。その標本については北大内の研究者に聞くなどして理解を深めていく。そのような活動を通して“科学の営み”を体験してもらうというのが今回の企画の目的である。また北大の研究者への依頼と、札幌聖心女子学院とのコンタクトを同時進行で行っていき、進めながら改善するところを改善していくというふうにして、徐々に完成に近づけてい ということになった。(理学院自然史科学専攻修士1年 武田増満)


  • 第11回 6月18日

     今回の講義は通例どおり教育プログラム班・博物館グッズ開発班に分かれてのディスカッションを行い、それぞれの進捗を報告しあった。
    教育プログラム班は対象とする学校の先生へコンタクトをとって返信待ちの状態であり、後に送付する予定の企画書、本ゼミ紹介文、フライヤーを作成、推敲した。対象学校の承認を得ることが出来次第、先生との面談を予定している。また、教育プログラム内で実際に例として提示するデモンストレーションを作成する日程を決定した。
    グッズ開発班は商品に同梱するペーパーに掲載予定のクイズをあらかじめ考え、今回の講義で各自発表した。出し合ったクイズは多種多様であったがクイズ内容に一定の方向性を持たせたほうが良いということになり、デスモスチルスの骨格標本の形態から見た特徴についてのクイズを3〜4問程度に絞って掲載することにした。また、クイズは学術的な正確性を高めるため専門家による監修をお願いすることが必要であると考え、今後は古生物学の小林快次先生にコンタクトをとり、ペーパークラフトの構造も含め相談をしていく予定である。
    1学期の全講義の2/3ほどが経過した現在、教育プログラム班、グッズ開発班ともに残りの時間をどのように活用するかが今後重要となる。(文責:教育学部教育学科 学士4年 桜庭那々美)


  • 第12回 6月25日

    <博物館グッズ開発班>
     今回の授業では、グッズ班はそれぞれが持ち寄ったクイズ案を出し合い、具体的にクイズ内容をどのようなものにするか話し合った。メンバーそれぞれが考えてきたものの中にいくつか共通するコンセプトのものがあったため、それらを統合して大きく3つのクイズを紹介することになった。(授業時間でできなかった分は、授業後小俣研究室にて作業を行った)。また実際にデスモスチルスのクラフトを試作してみたところ、薄くて(1mm程度)頑丈なタイプの段ボールでないと、商品として売り出す程度のクオリティを実現するのは難しそうであることが判明したため、そのことも報告した。今後はそのことも考慮して段ボール会社を探さなければならないと思われる。
    今回の授業で見えた今後の方針としては、クイズ案については小林先生にメールでチェックを入れていただくこと(以前本ゼミを受講しており、デスモスチルスの展示解説をなさっていた田中嘉寛さん(2008年度北海道大学理学院修了。現在、福井市自然史博物館 学芸員)にまずチェックをしていただくという話も出た)と、段ボール会社については各メンバーが調べたものをメーリスに流し、来週月曜からは具体的に電話で掛け合っていく段階に入ろうということになった。(理学院自然史科学専攻修士1年 武田増満)
    <教育プログラム企画班>
     After working in two groups (Museum shop and Educational project) we discussed about the relevant activities to be conducted in our workshop projects.

    Concerning the educational project:
  • The first school we contacted unfortunately cannot take part in our activities
  • We have to contact the next school on the list
  • The group thought about different activities related to the participants specialities:
  • Activity themeAction plan
    The history of communication and the use of the mobile phone nowadaysTo be elaborated next week ( 2.07.2009)
    BirdsTo be elaborated next week( 2.07.2009)
    Deer (or other ?)To be elaborated next week( 2.07.2009)
    Dinosaur bonesTo be elaborated
    Ainu, Northern people, music and instrumentsElaborated (25.06.09), Bring samples (2.07)

  • The aim of the workshop activities is to arouse children’s interest and curiosity for science and museums, but also to make them feel happiness showing their new findings to other people. What do they know? How does it work? From what material is it made of? All the activities will be carried in an interactive way to make children think by themselves and actively participate, finding answers and changing their perception of science and life.(文責:文学研究科研究生 Outi Martina Tyrisevä)


  • 第13回 7月 2日

     いよいよ7月。この授業も残すところあと一カ月だ。今回グッズ班ではダンボールクラフトのデモバージョンが遂に完成し(武田さん、ありがとうございました!)、連絡を取ったダンボール企業からも前向きな回答をもらうことができた。ゼミ卒業生の田中嘉寛さんもグッズ開発に協力してくださることになり、しばらく停滞していたいろいろなことが一斉に動き出したように感じる。クラフト開発に協力してくれる企業探しについては、回答をくれた2社の他にももう少しいろいろな企業にあたってみて、条件の最も良い企業を選べばよいのではないかということになり、メンバーそれぞれが挙げた企業の中から新しく2社を選んで連絡してみることにした。また、企業側としてはクラフトの製作数がわからなければ具体的な見積もりもできないだろうということで、山田店長にどのくらいの数量まで引き受けられるのかなどを尋ねる必要が出てきた。これについては小俣先生が店長と連絡を取ってくださるということになった。クラフトにつけるデスモスチルスのクイズについては、まず原案を田中さんに送り、全体的に修正を加えていただけたので、それをもとにまとめなおしたものを来週帰国される小林先生に見てもらってはどうか、ということになった。グッズ開発に残された時間はあとわずか。このままなにもかも順調に進んでくれるといいが…。(文責:理学院自然史科学専攻1年 井上友)


  • 第14回 7月 9日

     今週の教育プログラム班は忙しい。まず、月曜日に有志で北海道教育大学付属札幌中学校を訪問し、今回の企画案を紹介した。前向きに検討してくださるということで、ようやくこの企画も現実味を帯びてきた。木曜日の授業では、フライヤー、当日の流れについて話し合った。フライヤーは、生徒達にこの企画を宣伝する大事な要素なので、念入りにチェックを行なった。イラストや文字の微妙な配置、文章など気になりだしたら止まらなかった。完成した頃には授業も終了。金曜日には、実際当日に生徒に見せるデモンストレーションのビデオクリップなどを自分たちで試作する予定だ。実施日まで1ヶ月を切ってますます忙しくなると思うが、焦らず頑張っていきたい。(環境科学院生物圏科学専攻 修士1年 関口郁恵)


  • 第15回 7月16日

     教育班では、今週からプログラム参加希望者の募集が始まり、16日現在、4名の応募があった。応募者には、応募を受領した旨を返信するとともに、友人にも声を掛けてもらうよう連絡することとした。授業では、デモとして制作したポスターとビデオクリップをそれぞれ発表したが、特にビデオクリップの場合は、他の手法に比べて時間がかかってしまうこと、効果音などを事前に用意しておく必要があることなどの注意点が挙げられた。また、全ての手法に共通して、写真などの素材も博物館にないもの(骨格ではない動物など)に関しては、事前に用意しておく必要があることがわかった。また、取り上げる標本については、ご協力いただくことが可能な先生のいる4分野に絞り、各先生のところへは、改めてご協力のお願いやご説明などに伺うこととした。その他、参加者に対する言葉遣い、インタビュー時の作法の指導、最終ゴールに導くための詳細なシナリオを作成することなどについても話し合われ、24日(金)には、シナリオごとにリハーサルを行うこととなった。(文学研究科修士1年 久井貴世)


  •     2010年8月

     本授業で大学院生達が企画・開発した「紙の標本――デスモスチルス」がミュージアムグッズとなり、北大総合博物館のミュージアムショップで販売が開始された。クラフト本体だけでなく、小林先生らに監修していただいたQ&A、クラフトの作り方、クラフトの表紙も大学院生達が制作し、博物館のオリジナルなグッズとなった。


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