自然史科学専攻「博物館コミュニケーション特論-博物館から始まるインタークロス」

  • 第1回 4月10日

     2008年度前期第一回目の博物館コミュニケーション特論は、天野(考古学)湯浅(博物館教育)小俣(情報)の3人と様々な学部に所属する学生が博物館共同研究室に集結し、まずは天野・湯浅によるプログラムの趣旨とゴールについての説明があった。この授業のゴールは「大学博物館のあり方」「大学博物館における学生の研究の意味」「様々な分野の学生と交流する意味」の発見や開拓、および社会に対して発信することも視野に入れたコミュニケーションスキルの育成である。これを踏まえ、博物館は一つの表現体であり、メッセージの発信される場であるという観点から展示を批判的に見つめ、展示が発信するメッセージが正しく伝わっているか、そうでないとすればどうすればよいかを考える。初回となる今回は、昨年度受講生の田中嘉寛さんが参加し、昨年度のプロジェクトの一つヒストリカル・カフェの展開と その意義、課題について報告をしたのち、教員・学生全員でのアイスブレィキングを行い、グループによる活動を想定し学生全員で博物館内を見て回った。テーマと中身のずれ、模型とパネルの位置関係、フリガナを付けた方がよいなどの問題が浮かび上がり、今後の授業に向けて活発な意見交換が行われた。(文責:総合博物館助教 小俣友輝)


  • 第2回 4月17日

     2週目となった今回の授業は、3人の先生方と5人の院生の計8名が参加。今回のテーマは博物館の課題設定とグループ決めで、まずは各院生が博物館を見学して課題と感じた点を発表した。展示が分かりにくくMapが欲しい、音響や照明・仕掛けなど見せ方の工夫の必要性がある、環境保全の展示の充実を、などの課題が出てきたが、徐々に話はMuseum shopの分析に。天野先生の世界の博物館お宝拝見タイムもあり、どんなものが売れ筋かといった商品開発、マーケティング論に熱がこもる。更に、博物館の有料化、チケットの工夫から、他の博物館や美術館等に話が移り、授業終了間際には小樽文学館や阪大博物館のような素敵なカフェがあったら! との意見で全員一致。カフェによって人の出入りを大きく変化させ建物や展示を生かすことが現在の博物館に最も必要なことで、グループ分けはせず全員で勢いをつけて取り組む、とまとまった。早速小樽文学館に巡検に行こうとの意見が出て、履修メンバーのメーリングリストを作成し連絡体制を整理。今日も時間をオーバーして話し合いは続き、充実した授業であった。(文責:理学院自然史科学専攻1年 植木玲一)


  • 第3回 4月24日

     この授業も早いもので3週目。今週は先週と同じメンバーに加えて文学部の佐々木亨先生が参加してくださった。今回のテーマは、大学博物館においてカフェを開く意義について。ただ単にお茶を飲める場所を作るだけではその辺の喫茶店と変わらない。博物館の貴重な一角を利用し、カフェを開くのはどういう意味なのかを考える必要がある。石上(私)による来館者アンケートの分析、小俣先生による博物館内で実験的にカフェを開設した際の紹介の後に本格的な議論に移った。本当に様々な意見が出されたが、個人的にまとめてみたい。議論では、交流、学ぶ場、大学の窓口、環境重視、公共的空間であると望ましいのではないかというような意見が出た。博物館内のカフェは館内案内やさらなる知識へのアクセスパスは勿論のこと、学外の人にとっての北大生との交流窓口になる。また、様々な人が来館するため、そのことを意識した作りにしなければならない。天野先生が指摘したように、お金を払ってコーヒーを飲む人だけのスペースになることは良くないと感じた。先週に引き続き議論を行ったことで、より深い議論を行うことができたと思う。徐々にではあるがカェの像が固まり、皆の間で共有されつつある。また、小樽文学館巡検についての計画を立てた。巡検は皆さん楽しみのようだ。お昼ご飯をどこで食べるかの計画も考えている人もいた。ということで、来週は いつもの場所を離れての授業となる。 また、今後、授業時間外にもウェブサービスを使っての情報共有を行うことになった。 (文責:理学院自然史科学専攻1年 石上隆達)


  • 第4回 5月1日

     市立小樽文学館を巡見し、副館長の玉川氏に博物館カフェについてお話を伺った。小樽文学館は、市民に愛され、人が集まる場所となることを目指し、『文学好き』を育てようとするのではなく、『文学"館"好き』を育てようと努力されている。寄贈された書籍の無料配布とともに、博物館カフェの設置もその目標の達成への試みであった。人が集まる場所を目指す、ということでコーヒー・ジャスミン茶はセルフサービスで価格設定はなく、寄付金を募っている。コーヒーについて、寄付金だけでは赤字になるということはなく、むしろ好調に寄付金を集めている。カフェの内装はデザイナーに一任したそうだが、雅やか過ぎず落ち着いてお茶を楽しむことができるデザインである。副館長の言葉で「文学マニアのためだけの博物館ではありたくない」といった内容のものがあったが、個人的には強く印象に残った。また、昨年度の受講生の櫻井祐太さんも参加し、議論に加わっていただいた。次回は今回の見学の報告の後、小樽文学館と北大博物館との相違を踏まえてカフェを設置する意義について再考する。 (文責:理学院自然史科学専攻1年 大石琢也)


  • 第5回 5月8日

     今回は、前回の市立小樽文学館巡見の報告をふまえた上で、北大のカフェと小樽文学館のカフェの相違について議論した。小樽文学館の『文学好き』を育てようとするのではなく、『文学"館"好き』を育てようとする姿勢は北大総合博物館でも参考にするべきことであり、『理科好き』の方々の来館のみを求めるのではなく、『総合博物館好き』を育てるための一つの装置としてカフェを位置づけることが可能であると思われる。また、地域コミュニケーションのための場所としての役割や利用者との窓口としての役割等をカフェに見込む点は見習うべき所である。これらのことをふまえた上で、今後、どのようなカフェが求められているのか(機能・場所等)ということを主観的な見地からのみではなく、客観的視点から知る必要があると考えた。その方法として、来館者の方々をはじめとして、北大構内にいらっしゃる方にアンケートまたはインタヴューに応えていただき、客観的なデータの収集を行うことに決定した。次回からは、人の集まる6月の大学祭を一つの目標とし、カフェの必要性やその機能、又どこに設置するかなどの内容を盛り込んだ調査票の作成を目指す。(文責:文学研究科言語文学専攻修士1年 尾崎このみ)


  • 第6回 5月15日

     暖かくなったか思えば、寒くなったりで体調を崩しやすいこの時期、博物館講座でも二名の欠席者を出しながらの第六回目であった。今回の講座では、カフェ設置に向けての調査票の項目を考えるということだった。現在の総合博物館のアンケート、今年の雪祭りの時期に北大CAFEプロジェクトにより行われたアンケート等を参照しながら、もう一度博物館には何が必要で、調査で何を問うべきなのかということを考えた。そこからカフェありきではなく、博物館のためにカフェがあるといった基本姿勢を確認した。また実際に調査票の作成にあたって、なぜカフェが必要なのかを再考しまとめる趣旨班、その結果を調査票の設問に落とし込む設問作成班、に班分けし、班ごとに協議し次回の授業までにまとめてくることになった。今回は板書によって話を進めていったが、やはりそのように対象を定め、目標を共有するという形式が、結論に向かいやすくやりやすいと思った。 (文責:理学院自然史科学専攻修士1年 升井健吾)


  • 第7回 5月22日

     カフェ設立に向けてメンバーは動く。大学博物館にカフェをつくる「趣旨-コンセプト」作成班、その趣旨に説得力をもたすための「調査票」設問作成班のそれぞれがたたき台を先週末Web上にアップし、皆で意見交換中。今朝までのPCでの議論が持ち込まれる形となった今回の授業は、体調を崩していたメンバーも復活し全員の元気な顔が揃う。まず、来館者層を広げる要素を持つカフェだが、その層は誰を指すかという博物館の社会教育的な理念の議論がなされる。大学博物館の対象は主として高校生以上であるが、地域の小学生らにとっても博物館の果たす役割は大きく、高いレベルの展示の本質はそのままに児童やその家族に来館してもらえるような工夫も必要である。これらを受けカフェのコンセプトは、「来館者層の拡大と見学の質的向上」とまとまる。またカフェの期待される主な機能として、1.博物館ミッションのアピール2.来館者の知的好奇心の喚起(環境問題の発信も含む)3.休憩スペースの確保4.コミュニケーション空間の創出の4点が確認される。並行して皆で調査票の設問の吟味を行い、改訂版の提出が宿題に。インタヴューは学祭で行いたいので時間の制約がある。この週末もWeb上での議論が続くことになる。(文責:理学院自然史科学専攻1年 植木玲一)


  • 第8回 5月29日

     一週間後に控えた大学祭に乗じて、私たち受講生は学生や一般市民の方にインタヴューを実施する。そのための質問項目は、インターネット上での議論を経て、今回の講義でやっと形になった。あとはレイアウトを整えるのみである。また、今日の講義では、インタヴューにどのように答えてもらうか。そのための準備は何が必要かについて議論を行った。結果、学祭では3つのグループに別れ、受講生が来学者に対して声をかけることに決めた。3つのグループとは具体的には、博物館横のミュージアムデッキに開設されるカフェ(このカフェはこのゼミとは別の組織が開くカフェである)、博物館内、そしてこれら以外の場所である。さらに、調査に協力的に参加してもらえるためにはどうしたらよいかについて色々と議論した。おかげで今日も非常に濃密な講義を行うことができた。準備はまだ残っているが、当日の天気が良いことを祈るばかりである。(文責:理学院自然史科学専攻1年 石上隆達)


  • 大学祭 6月 7日

     本学の大学祭にて、インタヴュー調査を実施した。当日の天気は曇りではあったが、週末であったためか前の2日間よりも祭りは賑わっていたように感じた。インタヴューは博物館内、出店が並ぶメインストリート、北大カフェプロジェクトの方々の協力により、カフェプロジェクト出店のカフェの3か所にて行った。快く回答してくださった方が多く、順調に調査が進み、数時間の間に100以上の回答を得ることができた。インタヴューに応えて頂いた方々、博物館の職員の方々、北大カフェプロジェクトの方々に改めてお礼申し上げます。次回の講義の時間では、このインタヴューの結果について話し合い、また今後湯浅先生や佐々木亭先生の講義でもアンケートを配る予定があるので、それに向けてアンケートフォームの改良を進める。(文責:理学院自然史科学専攻修士1年 大石琢也)


  • 第10回 6月19日

     Tシャツ一枚でも十分な陽気が続き、毎年ながら北海道はこんなにも暑かったかと思う。さて今回は、北大カフェプロジェクトから清野和之さん(工学部3年)を交えての講義だった。初めにカフェプロジェクトの進行状況、博物館コミュニケーションとの見解の一致と相違を話していただき、またそれを踏まえて、これからどのように行動していくことが重要であるかを考えた。その結果、私たちは十分ではないが話し合いをしており、そしてデータも取っている。次に必要なのは動いてみることであり、実際に一度カフェを開いてみようと結論された。必要であるのは行動であり、さらに行動の内容もどんどん具体的にしなくてはいけない。いつまでにカフェをオープンさせるか、そのためにはいつまでに企画書を通さなくてはいけないか、そのためにはいつまでに構想を固めなければならないかなど、期限と目標に狙いを定めそれに向かって行動するという姿勢がこれからは必要なのかもしれない。次週ではカフェ開催に向けたより詳細な提案・計画そしてそれに向けた行動が期待される。 (文責:理学院自然史科学専攻1年 升井健吾)


  • 第11回 6月26日

     大学祭での構内インタビューでは、対象者を特に限定せず、一般市民、大学職員、北大生、その他学生など、様々な方々からの聞き取り調査を行った。インタビューは、総合博物館内外で行ったことから、対象者は来館者のみならず、非来館者にも及んだ点で、成果を出すことが出来たと思われる。一方で、調査項目に関して、改良するべき点が見られたことや、博物館カフェのターゲットである学生への調査が不十分であると考えたことから、総合科目「博物館はおもしろい」において、主に一年生を対象としたアンケートを実施した。こちらは、自由記述欄を設け、学生の率直かつ鋭い意見を多数得ることに成功した。  以上の二度の調査により、比較的多数の客観的データを収集することができた。これにより、利用者の求めるカフェの形が具体化してきたと思われる。しかし、一方で、我々自身が求める理想のカフェの形は、ゼミ内でも定まっていない点もある。これらのことから、今回のゼミでは、実験的なカフェの開催に関する提案がなされ、議論を行った。そのカフェを通じて、我々が理想とするカフェの機能の内、求めるもの・求めるが実現困難なもの・必要ないものを明確化するとともに、経営方法や設置場所に関しても具体的に決定していくという方向で今後の動きが定まった。今後、提案に向けて、より一層具体的な話し合いを行う予定である。 (文責:文学研究科言語文学専攻修士1年 尾崎このみ)


  • 第12回 7月 3日

     企画、調査、そして次の段階へ受講生は進む。一連の調査によって、様々な人の声を聞くことができた(答えてくれた皆様、本当にありがとうございました)。その結果を元にどのようにカフェを博物館側へ提案していくか。私たちに死角はないのだろうか。その質問に対する私たちの答えが、プレカフェと呼んでいる模擬カフェである。このプレカフェを実現するためには、博物館の教員への企画書とプレゼンテーションが必要となる。そのため、今週の授業では、総合科目「今、大学博物館が面白い」でのアンケートの集計結果を見ながら、このプレカフェの企画書の中身について再度議論を行った。また、プレカフェの具体的なイメージを持つために、改めて館内を見学した。企画書は、これまでの経緯、一連の調査報告、カフェの理念、プレカフェの具体的な計画と、これまでの受講生の成果が含まれる予定である。このため、ゼミの最後を飾るにはこれ以上ふさわしいものはないと考えられる。 (文責:理学院自然史科学専攻1年 石上隆達)


  • 第13回 7月10日

     7月7日の北海道は、市民が電気を消してろうそくの光で省エネに取り組む“ガイアナイト”。夕刻、北大正門付近の芝生で催された大学事務職員が企画する屋外カフェへ、ゼミメンバーの織姫と彦星計7名も集い、七夕スタンドカフェを楽しんだ。コーヒーも美味しく、必要機材や雰囲気など参考になり、メンバーの経験値がアップした。 さて10日のゼミでは、プレカフェの企画書と発表内容の吟味であった。Web上などで練ったはずの企画案ではあったが、具体的に考えるに連れ再議論が必要な箇所が出てくる。経営方法や場所、ミュージアムショップとの連携、リファレンス機能の点などにおいて、メンバーのコンセンサスを確認する作業を続けた。ゼミの終わりにはプレカフェの候補場所である「知の交流」スペースを再見学しイメージを共有した。 いよいよ16日は博物館側への企画のプレゼンである。私たちの今までの議論や経験が、総合的に活かされる場となれば良いと思う。(文責:理学院自然史科学専攻1年 植木玲一)


  • 第14回 7月17日

     水曜日の会議にてプレカフェの開催を訴求し、見事受理された。また会議では以下のような指摘を受けた。本当に展示物を汚さずにすむのか、様々な機能をつけることによって、博物館の魅力である静けさが失われるのではないか、場所は知の交流でよいのか、コーヒーの香りが嫌いな人もいるのではないか。今回の講義では、以上の指摘された点をこれからの課題と考え、またカフェ開催に必要なものについての実務的な話し合いが行われた。机の上に置く三角POPやアンケート、宣伝用のポスター、紙コップなどの消耗品、そして募金箱など揃えなくてはいけないものは意外と多く、分担を決めて対処を目指した。また当日の分担は皆出来るだけ参加しようということになった。7/25,26には、今までの集大成がついに形になる。(文責:理学院自然史科学専攻1年 升井健吾)


  • 第15回 7月24日

     いよいよ翌日にプレカフェを控え、我々が目指す博物館カフェのコンセプトを再確認し、物品、会場レイアウト、人員配置などについて最終確認を行った。また、担当を決め企画・制作した様々のものの確認・設置、会場設営を行い、北大カフェプロジェクトの清野和之さんの協力により、コーヒーのいれ方を確認した。作業は深夜に及んだが、ポプラ廃材を利用したメニューディスプレイ、渋い色使いの看板、キャラクターを活かしたポスター、企画展示との連携を意識したコースターや模型、イチョウの葉がイチョウ並木を埋め尽くすイメージのコミュニケーションボード、博物館収蔵物の写真を用いた映像資料DVDなど、メンバーにとって納得のゆくものができあがった。博物館におけるプレカフェの実施により、今後の博物館×カフェの可能性を体験的に窺い知ることができる。今回得られた貴重な資料は博物館に提供し、参考資料としてなれば幸いである。(文責:総合博物館助教 小俣友輝)


  • 7月25・26日

    博物館カフェ(プレカフェ)オープン
    http://docs.google.com/Doc?id=dd4smjz6_12cn96fcgn

     7月25日、26日の両日を利用して、総合博物館内の知の交流の場所において実験的にカフェを開設した。前日の準備は深夜までに及んだが、その成果もあって非常に満足の行く出来になったと思う。また、北大カフェプロジェクトの清野和之さん(工学部3年)には、テスト前で忙しいにも関わらず、コーヒーの淹れ方をレクチャーして頂いた。この場を借りてお礼を申し上げたいと思う。
     2日間に100名以上を超える方にカフェを利用して頂いた。時節柄だろうか、観光客が多かった。ポプラ並木をこれから見に行くという方が多かったように記憶している。彼らに、その日の夜に行われるカルチャーナイトの案内や、キャンパスの北の方にあるモデルバーンの話をお伝えすると、非常に興味深そうに聞いて下さった。中には実際にカルチャーナイトに参加した方もいらして、広報的にも成功したといえよう。
     また、私が予想していなかったこともいくつか起きた。博物館のボランティアの方達や、博物館にゆかりのある方達が訪れて交流をし始めたことである。他には、来館者の方が庭に生えている花の名前が知りたいとおっしゃったことがきっかけで、ちょうどその場にいらした植物の先生と交流が生まれたこともあった。カフェがあるからこそ、実現できた交流であった。このような異なる立場の人と交流する場が今の博物館にないことは非常に勿体ないことである。
     しかしながら、良いことずくめではなく、反省点もある。カフェの様子を少し見て帰ってしまう人が少なからずいたことである。カフェを開設した場所は展示室でもある。そのため、展示を見ない人が出てしまったことは、非常に反省すべきことだと考えている。もちろん、私たちもこのことを想定、配慮した上でカフェを開設したが、その配慮が不足していることは認めざるを得ない。今後の大きな課題といえる。
     2日間のカフェ運営を通して、北大総合博物館におけるカフェのあり方について、非常に良いヒントを得た。企画が持ち上がったときには、短時間でカフェを開設できるかどうか心配であったが、ここまで素晴らしい結果を残せたのは、受講生の努力と協力は勿論のこと、それ以上にご指導して下さった先生方のお力添えがあってこそだ。カフェに足を運んで下さった方への感謝と併せて、この場を借りてお礼を申し上げたいと思う。ありがとうございました。
     また、カフェの利益は全て博物館に募金しました。このような素敵な場所を提供してくれた博物館、博物館の職員の方には感謝しきれません。ありがとうございました。(文責:理学院自然史科学専攻1年 石上隆達)


  •  8月 6日

     8月6日の博物館の教員連絡会議にて、7月25日、26日にかけて行ったプレ・カフェの報告を簡単に行った。プレ・カフェで取ったアンケートの集計と報告書を中心に、当日の様子が分かる写真を教員の先生方に見て頂いた。報告を受けた先生方の関心は、カフェを設置すると仮定した場合に、収益が出るのかということに集中した。博物館のカフェにおいて収益は全てではないとは先生方も理解して下さったが、だからといって収益は無視できない。特に総合博物館は、季節によって来館者が増減するため、来館者が多いプレ・カフェの時期のみのデータだけでは収益の問題は語れない。今回の報告書は、収益に関する課題については手薄だったため、今後は収益に関する問題に関しても、より真剣に考えなくてはならない。少ない報告時間の中で、私たちの考えを述べるのは非常に難しかったが、収益の問題に対する私たちの考えや、今回のプレ・カフェの位置づけについて述べることが出来たのは非常に有益な機会であったと思う。今回の指摘を真摯に受け、今後に生かしていきたいと思う。(文責:理学院自然史科学専攻1年 石上隆達)




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